立命館大学
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日本代表として中国に訪問した立命館大学訪中団。実際に見て感じた、中国の姿とは?
日中青少年友好交流開幕式
 
日中青少年友好交流開幕式
     
 
文化交流フェスティバル
3月15日(土)に行われたこの開幕式典には立命館大学チアリーダー部・吹奏楽部が招待され、演技・演奏を担当。また、ストリートダンスサークル「舞style」は中国の青年と共演し、書道部は中国の青年と交流するとともに胡 錦濤 国家主席とも交流することができました。会場となった中国人民大学の体育館には両国の若者約2000名が参加し、胡 錦濤国家主席が挨拶し、福田康夫・温家宝首相も両国関係の重要性を示したメッセージを送るなど、国家的な行事は大変な盛り上がりを見せました。
 
 
Student Voice
 
 
 
吹奏楽部
賓來 翼 さん
賓來 翼 さん
初めての海外での演奏。自分たちの演奏が通用するのかどうなのか不安でした。しかし、実際に演奏してみると中国の方々をはじめ演奏を聞いてくだった方々は大変な盛り上がりをしてくれていたので、音楽は世界共通だということを実感しました。
特に、日中青少年友好交流年開幕式のパフォーマンスでは、リハーサルの雰囲気とは異なってすごい盛り上がり。演奏している自分たちも気持ちが良かったし、中国に来てよかったと感じました。
 
 
 
 
チアリーダー部
加藤 桃子 さん
加藤 桃子 さん
一番印象に残っているのは、日中青少年友好交流年開幕式での演技です。今までに聞いたことのないような驚くほどの歓声。私たちの演技であれほど会場を沸かす事ができた経験はありませんでした。心から「中国に来て良かった!チアリーダーをやっていて良かった!」と感じました。
このような演技ができたのも、多くの周りの方々のお陰です。現地の方々からも「最高の演技ができるように!頑張れ!」と励まされていました。私たちだけの力では、きっとあのような演技はできなかったと思います。先輩方が卒団されて間もないチームで、未熟な点がたくさんありました。しかし、今回の中国訪問でチームとして一回り大きくなれたと思います。
 
 
 
 
ストリートダンスサークル「舞style」
神田 橋純 さん
神田 橋純 さん
一番印象に残ったことは、中国の学生やプロのストリートダンサーと交流できたことです。中国では、ストリートダンスが日本ほど普及していないらしいのですが、ストリートダンスに対する熱意は日本の僕たちと同じ。世界に広がるストリートダンスの素晴らしさに感動しました。
また、日中青少年友好交流年では、急遽、中国のプロのストリートダンサーと踊ることになりました。ダンスのジャンルも同じだったので、技名と『ワン、ツー、スリー、フォー』という掛声だけでショーを完成させることができました。ストリートダンスは世界共通! 素晴らしい!
 
 
 
 
チアリーダー部
堀 阿美佳 さん
堀 阿美佳 さん
今回の訪中で中国に対するイメージが変わりました。行く前はギョーザ事件があったり、行っている最中にはチベットで暴動がおきたりもしました。また、過去には反日のデモ もメディアで報道されていたので、あらゆる面において心配でした。
しかし、中国の様々な方と触れ合えたことで中国に対するイメージが180度変わりました。中国の方は、親切だし、とってもフレンドリー。いつも笑顔で接してくださり、私たちのことを親身になって考え、応援してくださいました。学生はとても勤勉で、英語や日本語が上手な人が多いことにも驚きました。
チアの演技を通じて、中国を知ることができて本当に良かったと思います。これからも世界の人々にチアを伝えていけるように日々努力していきたいと思います。
 
 
 
 
書道部
渡辺 浩了 さん
渡辺 浩了 さん
今回の訪中で「百聞は一見にしかず」ということを強く感じました。「反日」という言葉がありますが、少なくとも自分が行った先々で交流した人々にはそういった空気はありませんでした。現地の学生に聞いた話ではそういった風潮は確かにあらゆる世代に存在するとのことでしたが、個人として接してみれば国の違いとか壁というのは越えられるものなのだと感じました。書道という共通の話題、そういった少しのきっかけがあれば、スムーズに交流することができたことに対して、驚きと喜び、そして興味が湧きました。大学で国際関係について学ぶ意義を実感しました。
 
 
 
 
レセプションパーティ
     
 
日中青少年友好交流年開幕式への参加者を対象としたレセプションパーティーが北京飯店にて行われました。これから本格的にはじまる日中青少年友好交流年の開始に向けて参加者一同が決意を新たにしました。
 
Student Voice
 
 
 
メンネルコール(男声合唱団)
二村 洋輔 さん
二村 洋輔 さん
中国についてはメディアから伝えられるイメージしかなかった自分にとって、実際に訪れて目にするもの、感じる空気、それらすべてが貴重な経験であり、学ぶものであったと感じています。実際に中国の方々と接することによって、これまで漠然と自分のなかに蓄積されていた「中国なるもの」に、形や色を持つリアルな経験を通じてある程度の形を与えることができました。自分自身を成長させる良い経験ができたと思います。
また、2008年日中青少年友好交流年開幕式の後のパーティー会場に向かうときのこと。私たちが乗る20数台のバスの前後、両脇から護衛する警察。ほかにも宿泊場所や食事など、中国の方の身に余る待遇を受けたことは一生忘れません。
 
 
 
 
ALL 立命館 Party in 北京
     
 
北京校友会 張海英会長
 
バトントワリング部
アカペラサークル「Clef」
 
今次の訪中を契機として、3月15日(土)、北京においてALL立命館 Party in 北京を実施しました。参加者は立命館大学・立命館アジア太平洋大学の校友・父母、中国の大学管理運営幹部特別研修の参加者、教職員など約140名。数多くの方々に集まっていただき、中国における“立命館ファミリー”の存在を実感することとなりました。
 
Student Voice
 
 
 
バトントワリング部
岩梨 弥紗 さん
岩梨 弥紗 さん
中国ではバトントワリングが普及していません。今回の訪中ではバトントワリングを知って欲しいという気持ちで参加させていただきました。私たちの演技を喜んでいただき、大きな歓声をいただきました。中国で演技ができてとても良かったと思っています。特に印象に残っているのが、ALL 立命館 Party in 北京。校友の方から、「私の子供にも是非バトントワリングを教えてあげて欲しい」と言われ、一緒にバトントワリングをしたことは良い想い出です。
実際にバトントワリングを見た方には、その素晴らしさを伝えることができたのではないかと思っています。バトントワリングを世界に広げるような機会をいただき、本当に感謝しております。