カリキュラム

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博士課程前期カリキュラム(2018年度)

科目群

基礎科目

主に社会人・理工系出身者などをはじめとする技術経営学の 基礎分野の未修者向けに設置されている、MOTへの導入科目

コア科目(修了要件:6単位以上)

技術経営の概念や組織論など、MOTの核となる分野の科目

展開科目

時流にあわせたトピックスを取り扱う特殊講義など、各領域別の科目

プログラム科目

英語で実施する科目やプラクティカムなどを設置

研究指導科目

<技術経営演習Ⅰ・Ⅱ(各2単位)>
1回生の第1クォーターから開講するゼミ。2回生の「技術経営研究I」 「技術経営研究II」での各自の研究テーマを抽出するために設置

<技術経営研究Ⅰ・Ⅱ(各2単位)※必修>
各自の研究テーマについて、論理力・思考力、分析力、構想力などに関する能力向上のための研究指導を得ながら、研究の成果を修士論文にまとめる

<修了に必要な単位数>

コア科目6単位以上と「技術経営研究I」および「技術経営研究II」の計4単位を含めて34単位以上とします。かつ、必要な研究指導を受けた上で、修士論文を提出し、かつその審査および最終試験に合格しなければなりません。

設置科目一覧

  • 基礎科目
  • コア科目
  • 展開科目
  • プログラム
    科目
  • 研究指導
    科目

技術経営論Ⅰ

技術経営の全体像を把握し、グループ演習を通じて諸産業に潜む課題について学ぶ。本講義では、イノベーションに関わる経営理論を確認するとともに、企業の具体的な事例に触れることで技術と経営との関係を概観する。技術経営の概論的な講義に加え、グループ毎の調査報告を基にしたディスカッションを行う。

技術経営論Ⅲ

技術経営の事例を理論モデルの視点から理解し、イノベーション創造の経営スキルについて学ぶ。本講義では、技術経営を理論と実践の両面から議論することで、イノベーションマネジメントの要諦を考察する。さらに、企業がイノベーション能力をどのように強化することが望ましいかについて論じる。

技術経営論Ⅱ

技術経営の事例分析と解決案の構想・提案を通して、戦略思考の理解と実践の基礎を学ぶ。本講義では、産業や技術領域にとらわれず事例を検討することで、組織や戦略に関する理解を深める。課題として配布された資料に基づき理論的な論説および事例を検討し、プレゼンテーションを行い、その内容を討議した後、総括を行う。

戦略的技術開発論

新製品・新サービスの収益化を目的とした技術戦略について学ぶ。本講義では、新製品・新サービスの収益化の基本としての経営戦略やマーケティングの重点をおさえた上で、イノベーション、技術戦略、研究開発マネジメントなどについて議論する。

技術経営組織論

経営組織について諸理論を整理した上で、イノベーションへの組織的な対応を学ぶ。イノベーションが創造され実践される組織の在り方は、イノベーションの成功と失敗に大きな影響を与える要因の一つである。本講義では、組織構造、鍵となる人材の役割、仕事の組織化などの観点から考察する。

技術基盤企業のマーケティング

マーケティングの基礎知識を定着させつつ、市場ニーズを踏まえた製品・サービスの設計手法を学ぶ。本講義は、マーケティングを体系的に学習したことのない者が、製品・サービスのコンセプト開発力を身に付けることを目的とする。マーケティングの最新事例を紹介しながら、グループ演習を通じて実践力を身に付ける。

会計・財務

簿記の基本スキルを修得しながら、会計情報の役割と分析手法について学ぶ。本講義では、履修者が会計知識を有していないことを前提とした上で、財務会計の基礎知識から講義を始め、最終的にその本質的な理解を可能とする講義を行う。シミュレーション演習を行うなど、知識を体得できるよう工夫する。

ファイナンス戦略

企業における財務計画の策定と運用の要点について学ぶ。技術経営は中長期的な企業価値の向上を目標とするものであるが、本講義では、そもそも企業価値とは何か、そのためには資本調達と財務構造をどうすべきか、収益力と財務健全性の高い企業とするためにはどうすればよいのか等について学習する。

技術基盤企業のヒューマンリソースマネジメント

技術を製品やサービスとして具現化するための人材マネジメント、組織の動かし方について学ぶ。技術基盤企業にとって、技術だけでは製品やサービスを実現することはできず、製品化、事業化、産業化を実行する人材が必要である。本講義では、イノベーションを実現するための企業における人材活用の在り方について考察する。

技術・知財関連法

特許法等の知的財産法を体系的に俯瞰し、判例などを通じて知的財産制度の仕組みを学ぶ。本講義では、工業所有権法の学習を通じて、日本の知財戦略に対する政策を学び、企業がどのように知財を活用し保護しているかを考える。特許法、実用新案法、意匠法、商標法、その他、著作権法、不正競争防止法について学ぶ。

知財戦略論

知的財産シーズに基づくビジネスモデルを分析フレームワークにより提案する方法を学ぶ。知財戦略論は、市場分析、技術戦略論、及び研究開発論と密接に関係している。本講義では、分析フレームワークを用いて製品開発における市場分析を行い、技術戦略論及び研究開発論を学ぶとともに、知財権の基礎を学ぶ。

価値創出マネジメント

デザイン/マーケット思考で、マネジメントツールによる価値創造を学ぶ。本講義では、「価値とは何か」、「価値をどのように補足するか」、「価値をどう作りこむか」をグループワークで議論しながら、製品・サービス・ビジネスを企画、開発、設計するシステマティックな方法論をプロジェクト形式で学ぶ。

技術基盤企業のプロジェクトマネジメント

プロジェクトマネジメントの基本を習得し、新製品開発、新規事業への応用方法を学ぶ。新規事業開発、新製品開発、ビジネスモデル開発などにおいては、プロジェクトを計画し、進捗管理を行い、定義された目的を達成する。プロジェクトマネジメントを疑似体験し、その意義と課題について考える機会を提供する。

技術経営研究方法論

科学的アプローチとして求められる研究方法と論文執筆に関する知識を学ぶ。本講義では、技術経営に関する修士論文の要件を理解した上で、研究方法と論文執筆に必要となる基礎知識を身に着ける。リサーチ戦略の種類と研究フレームワーク、既存文献のレビュー方法を中心に講義を行う。

新技術および新事業の提案・企画・評価演習

事業計画策定の基礎知識と技能を修得し、模擬的な計画案を策定する演習を行う。本講義は、新技術および新事業の提案、企画、評価に関する実践的な内容とする。受講生が、技術マーケティング、市場予測、ファイナンス、会計、技術・知財評価、事業価値評価などの知識を総合的に活用し、ビジネスプランを作成する。

研究開発戦略

研究開発投資に関する不確実性を克服するための戦略論について、理論・事例の両面から学ぶ。本講義では、企業が研究開発を実施し、イノベーションに結びつけるまでの不確実性を考察し、これを克服してイノベーションを実現するための戦略論を提示する。具体的な事例と議論を通じて研究開発戦略立案に必要な知識を習得する。

技術・事業評価論

企業が所有する有形・無形の技術資源に関する事業価値の評価方法を学ぶ。本講義では、技術・事業評価の意義、目的、技術の探索、普及、予測などについて学びつつ、技術(知的財産を含む)と事業の価値算定の基本的な考え方を講義とグループ演習を通じて習得する。

技術倫理

技術倫理の基本的な考え方と事例について学ぶ。本講義では、技術倫理の基本を理解した上で、技術倫理が問われた代表的な事例をとりあげながら議論を進める。組織やチームを率いるリーダーとしての責任についても考察する。

技術経営史

技術経営の多様な歴史事例の学習を通じて、イノベーションの本質と文脈的特性を学ぶ。本講義では、歴史的事例を活かして、技術経営の実践演習を行う。特に、技術と製品、市場の展開を統合的に洞察する演習を通して、技術経営の本質を把握する。さらに、テクノロジーと技術経営の文明の盛衰における役割について考察する。

サービスイノベーション

情報技術等を活用した高付加価値のサービスを創出するサービスデザイン手法について学ぶ。本講義では、ケーススタディと演習を通じて、サービスの特徴、付加価値の高いサービスを提供するビジネスモデル、サービスデザインについて体系的に理解する。

技術基盤企業の戦略経営

技術を基盤とする企業にとって必要な戦略経営の基礎を学ぶ。本講義では、企業の戦略及び戦略経営に関わる基本概念を提示し、理論のみならず実際の事例に即しながら、戦略経営の枠組みについて概説する。産業や技術の発展過程と戦略経営の関係を検討した上で、ハイテク産業と成熟産業における戦略経営を分析する。

国際知的財産

諸外国の知的財産制度の基礎知識に加えて、知的財産の観点から企業の競争力を学ぶ。知的財産のグローバル化に対応するためには、諸外国の知的財産制度、裁判制度、判例、及びこれまでの企業側の対応の事例を把握する必要がある。本講義では、知的財産の国際的な意義、具体的な法制度、判例、及び事例について学習する。

企業リスク・マネジメント

企業を取り巻くリスクとそのマネジメントについて体系的に学習し、リスクへの対応力を身につける。今日の企業環境は変化のスピードが速く、リスク・マネジメントの重要性が高まっている。本講義では、リスク・マネジメントの意義と基本概念を概説した上で、事例研究や討議を交えながら、リスク測定の手法等について学習する。

意思決定論

技術リスクを適切に管理しながら事業化を判断するための意思決定について学ぶ。ディスカッション中心の双方向講義とケーススタディにより、企業戦略、技術開発、個人のキャリアデベロップメントにおける意思決定の体系を理解し、理論と実践的技術を習得する。

バリューチェーンマネジメント

モデリングツールを使ったバリューチェーン設計、業務改革の手法について学ぶ。バリューチェーンマネジメントとは、戦略実現のためにオペレーションを統合、最適化する概念である。本講義では、オープンイノベーション等の重要概念を学びつつ、モデルベースでバリューチェーンマネジメントを最適設計する演習を行う。

イノベーション戦略論

イノベーションを企業の成果に結び付けていくための視点や分析手法を学ぶ。企業はイノベーションの担い手であるが、それは企業側の論理のみで成立しない社会的活動である。本講義では、①イノベーションの本質、企業経営への影響、②イノベーションを生み出していく企業組織、③経営成果に繋がる戦略を中心に講義を行う。

起業家戦略

アントレプレナーシップを理解し、スタートアップ企業の特徴と戦略について学ぶ。本講義では、ベンチャー企業の特徴を理解した上で、戦略論、方法論、プロセス論などの理論的なフレームワークに加え、スタートアップ企業のジレンマ、ステージごとの戦略について議論する。

ITマネジメント

企業経営に情報技術を活用するマネジメント(ITマネジメント)について学ぶ。ITマネジメントのための経営学の基礎と経営情報論について概観し、現状と課題を整理する。ITマネジメントの主要課題について、論文購読と学生による発表・討議を通して考察し、理論と実践の融合を図ったインタラクティブな講義とする。

管理会計概論

組織における資源配分の計画と業績評価について、会計数値を利用して分析する手法を学ぶ。講義では、①管理会計と会計測定の基本的概念と方法、②経営管理行動で必要となる管理会計モデル、③意思決定を支えるモデルとキャシュフローベースの会計情報との関係について説明する。

特殊講義(イノベーション・ダイナミクス)

新技術が市場に普及する中で、イノベーションが形成される過程を学ぶ。イノベーションは、誕生、発展、成熟といったライフサイクルを経て社会に普及する。その間、企業はイノベーションの創出や市場への浸透に努め、競争優位の獲得を目指す。イノベーションの動的な挙動を分析し、マネジメントする方法について理解する。

先端科学技術とビジネス

製造業・サービス業を中心として、産業界における先端科学技術の応用を学ぶ。本講義では、様々な業界から招聘する専門家による講義を通して、先端科学技術をビジネスにつなげるための要件を技術経営の視点から捉える。さらに先端科学技術からビジネスへの展開を促進するための仮説について議論する。

MOTキャリアデザイン

ビジネスプロフェッショナルになるための考え方や能力開発について、理論と実践の両面から学ぶ。本講義は、技術経営領域において、自分が納得できる仕事を選び、活き活きと仕事をすることができ、仕事を通じて幸福感を実感できるためにはどうすればよいかを考えるための機会となる。

生産プロセスマネジメント

ものづくりイノベーションの実践的考え方と手段について学ぶ。本講義では、歴史的な生産プロセスの進化について概観した上で、グローバルな視点での生産経営の在り方を考える。ものづくりで成功する要素について、顧客満足と経営満足とを両立させる全体最適の観点に立ち、実践的な演習を行う。

特殊講義(意思決定のためのデータ分析)

統計学を応用して大量のデータを分析し、意思決定する手法について学ぶ。本講義では、多変量解析の基礎的な事項を学び、Rやpythonなどのツールを用いた意思決定や分析技術を修得する。具体的な事例に関して定量分析の結果を交えて議論し、意思決定する演習を行う。

特殊講義(知財情報工学)

企業の戦略に基づき、どのように知財情報を調査し、戦略的に活用するかを学ぶ。本講義では、模擬的な研究開発を想定し、研究開発に資するヒントを知財情報(特許文献等)から抽出し、また、知財情報に記載された発明を回避し、より良い製品にするための方策を検討する。また、意匠及び商標の検索について学ぶ。

特殊講義(交渉戦略と実践)

事例や交渉ゲームを通じてビジネスにおける交渉戦略について学ぶ。ビジネスにおける交渉力次第で、企業の戦略的立場が変化する。本講義では、ディスカッション中心の双方向講義とケーススタディにより、企業戦略やキャリアデベロップメントにおける交渉の戦略と実践技術を習得する。

技術系ベンチャー論

技術系ベンチャー企業を題材として、創業からExit(上場、M&A等)へと至るプロセスについて学ぶ。技術系ベンチャーの事例研究を通じて、技術経営ベンチャーの創業からExitまでの実態、日米のベンチャー環境の違いについて学習する。また、ベンチャー企業の創業、経営を行うために必要となる事項について学ぶ。

特殊講義

技術経営に関する最新の課題や課題解決手法について学ぶ。技術経営分野は市場や企業動向の変化が激しいため、時代に即した理論や実践の在り方を模索し、その適用範囲や適用方法を再構築する必要がある。本講義では、最新のトピックを扱うことにより、技術経営の理論と実践がどのように変化しているかを学ぶ。

ヘルスケア・マネジメント

ヘルスケア事業の知識と商品開発、テーマ企画と実用化について学ぶ。本講義では、ヘルスケア分野を題材として、イノベーション創出のための着想力、テーママネジメント力、実用化推進力の向上を図る。ヘルスケア分野を取巻く社会的背景や市場の特性について把握し、企業や事業、商品、研究開発の事例分析を行う。

特殊講義(外書講読・英語ディスカッション)

外国書籍を読み、英語読解力を身に着けるとともに、技術経営に関する基礎的な知識を学ぶ。本講義では、外国書籍を輪読し、記載されている理論などを題材としたプレゼンテーション及びディスカッションを行う。英語での文章構成を学び、輪読による発表を通じて、理解をどのように伝達するかを考えることができる。

Technology ManagementⅠ

This course is concerned with the philosophical perspective of technology management in human resource development, i.e. fostering education of new professionals, capable of integrating managerial skills and technologies. This course aims to extend students’ global outlook through the English usage. Students will enrich their knowledge in technical terms in innovation studies in the English language.

Technology ManagementⅡ

This course provides learning opportunities in the field of software engineering from the new perspective of technology management. Literature review of management of technology, especially in the field of software engineering innovation in Japan, will constitute the first part of this course, and students will be required to select journal articles in their own research interests and make presentations at class.

Technology Management Ⅲ

This is an introductory-level modeling and simulation course for practicing technology and innovation management (TIM). Innovative technologies such as internet and mobile phone tend to diffuse in a market indicating typical s-shape trajectory overtime. We learn the basics of modeling and simulation techniques to evaluate long-term, dynamic behaviors of innovation diffusion. No prior modeling and simulation experience is required.

Special Lecture

This course introduces the latest issues and relevant problem-solving disciplinary in technology management. Due to the increasing velocity of market and corporate change, both theories and practices of MOT necessitates constant updates; that is, both theorists and practitioners are severely pressurized to rebuild the scope as well as the vector of methodological applications, in accordance to their dynamic view of technology management. This course provides active learning experience of the kinetics of theory and practice of technology management through debating the most recent topics.

プラクティカムⅠ ・Ⅱ

企業内のMOT関連部門等で長期実習(通常3ヶ月から6ヶ月)を行う課題解決型企業実習である。企業が実際に直面している課題を知り、MOTの理論や手法を用いて解決策を提案する。技術経営に関する理論等を実践する場であり、実践を通じて技術経営の意義と役割への理解を深め、課題解決のための戦略等を立案できる能力を培う。また、社会に貢献でき、計画的に業務や研究等を実践することができる能力を培う。

技術経営演習Ⅰ

博士課程前期課程1 回生における研究指導科目である。研究倫理について学びつつ、修士研究テーマとなる技術経営課題の探索を行う。また、研究指導教員の助言指導を得ながら、修士研究テーマに関連する国内外事例の調査、及び先行研究の調査等を実践し、研究計画書を作成する。

技術経営演習Ⅱ

博士課程前期課程1 回生における研究指導科目である。研究倫理について学びつつ、修士研究テーマとなる技術経営課題の設定を行う。また、研究指導教員の助言指導を得ながら、修士研究テーマに関連する先行研究の調査、研究方法の調査を実践し、修士研究の構想について発表する。

技術経営研究Ⅰ

博士課程前期課程2回生における研究指導科目である。研究倫理について深く理解した上で、各自の修士研究テーマについて、研究指導教員の助言指導を得ながら修士論文としての構想を練る。

技術経営研究Ⅱ

博士課程前期課程2回生における研究指導科目である。研究倫理について深く理解した上で、各自の修士研究テーマについて、指導教員の助言指導を得ながら研究成果を修士論文として纏める。

  • 平日夜間講義
  • 土曜講義
  • 設置科目一覧については今後変更になる可能性があります。
  • 科目等履修制度、聴講生制度ではプラクティカムII・技術演習IIIは履修できません。