スクールライフ 地域活動・ボランティア

地域活動・ボランティア

学内だけでなく地域や海外に向けても活発な生徒活動が行われています。また自分たちでできることを考え、実現していく支援活動も進めており、様々な気づきと刺激を得ながら日々の学校生活へ活かしています。

RIVIO(Ritsumeikan Volunteer Information Office:ボランティア局)の活動

RIVIOは、1995年1月の阪神大震災後の復興支援活動から誕生しました。当初、生徒・教職員の有志が個人的に救援活動に参加していましたが、同年の夏休みに生徒会が「立命館高等学校として組織的な参加」を呼びかけたところ、予想外に多くの参加者を得ました。現地での支援活動を通して、またそれらに携わる多くの人々との交流によって「私たちの学校にもボランティア活動を」、「ボランティアをもっと身近に」という声が高まり生徒会が中心となって同年秋にRIVIOが結成されました。

2000年代では、自閉症の子供たちをケアするボランティア活動を継続してきました。
2011年度、2012年度には東日本大震災における復興支援プロジェクトを本校生徒会とともに立ち上げ、福島県の学校との交流、震災復興支援活動、防災について考える活動などを行いました。その後、宮城県石巻市や福島県での支援活動や福島ひまわり里親プロジェクトの参加を毎年行いました。2016年の熊本地震、2018年大阪府北部地震や広島岡山豪雨災害においても、町や瓦礫の撤去作業の活動に参加し、非日常の現状を知る機会を重ねてきました。

長岡京キャンパスに移転してからは、地域の団体との繋がりを大切にし、長岡京福祉まつりの参加やお手伝い、長岡京竹遊会の活動体験も定期的にしています。

VOICE(中学生のボランティア団体)の活動

VOICEは2019年度に、「立命館中学校にボランティアの精神を根付かせたい」と考えた有志の中学生が集まり誕生した団体です。これまでに、生徒自ら考えた様々な企画を行ってきました。生徒たちがそれぞれグループに分かれ、企画書を提出し、学校や地域に貢献できることを企画しています。活動例をいくつかご紹介します。

カフェテリアの皆様にご協力いただき実現した Table for Two

これは、中学生が考えた栄養価の高いオリジナルメニューを実際にカフェテリアで販売していただき、その価格をあらかじめ20円高く設定することで寄付をしていただく仕組みです。期間限定のオリジナルメニューを1食食べることで、自動的に20円の寄付ができる仕組みです。この寄付はTable for Twoという団体を通して、アジアやアフリカの子供たちの学校給食に使われます。

入学説明会スタンプラリー

立命館中学校に見学に来てくださった小学生のみなさんに、楽しみながら立命館を知っていただくためのスタンプラリーを企画しました。立命館に関するクイズ、景品のメッセージカード、使用するスタンプやワークシートなど、すべて中学生の手作りで、たくさんの見学者の皆さんに喜んでいただくことができました。

長岡京の竹を用いた教室備品制作

「長岡京市環境のみやこ作り会議」の皆様にご協力いただき、光明寺の竹やぶにて竹を切る体験をさせていただき、さらにその竹で教室の備品を作成するプロジェクトです。

ご紹介したもの以外にも、西山こっぺ堂さんのパンの販売と募金企画、おにぎりプロジェクト、古本回収、書き損じはがきの回収など様々なことに取り組んでいます。

WarmHeart(災害復興支援イベント)

震災復興支援プロジェクトにより「第1回Warm Heart」が2012年3月13日(火)の本校記念ホールにて開催されました。その後毎年震災地での活動を参加してない人たちにも共有し、知る機会を毎年創っ てきました。生徒の活動報告の他、現地で震災復興支援活動に取り組んでおられる方のご講演をいただくこと、テーマを決めて参加者が一緒に活動できるワークショップを中心に生徒が企画を考えます。近年は、RIVIOやVOICEの活動報告を地域の方や行政の方にも呼び掛けて実施してきています。

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