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学生が製作した建築作品のご紹介

建築都市デザインコースの大学院生が製作した建築作品が、京都の三条河原町のギャラリ
ー「VOX SQUARE」で展示されました。展示物は以下の写真のように展示されていました。



展示されていた学生の建築作品の一部をご紹介したいと思いますので、ぜひご覧ください。

<学生が作品した建築作品:冒頭の文章は作品の製作コンセプトです>
近年のIT技術の進歩に伴い観光地ユビキタス化によるITを取り入れたITツーリズムが増加している。
そこで観光拠点の建築を介することで観光客・市民が作り上げるボトムアップ式のITツーリズムを実
現し、新たな町の巡り方を提案する。


愛知県半田市、半田運河近辺には歴史を物語る蔵や絢爛な山車文化が今尚残る。
しかし、モータリゼーションや蔵の老朽化により、かつての風景は薄れつつある。
人・物・文化の集積地であった河岸において、①形骸化する蔵の利活用を行い、②人々が集う
場所を再興することで、半田の歴史と記憶の継承を図り、運河を核とした地域再生を行う。



有明湾に面し、江戸時代に張り巡らされた掘割を持つ、福岡県柳川市。2枚の大きな屋根に包まれた、
柳川の緑・文化と市民の日常を掛け渡す劇場を計画する。



ナニワ文化、それは大阪で生まれた人々の生きた証、それはとても泥臭く上品とは呼べないかも
しれないが、そこには魅力的で力強い生命力が宿っている。本計画はその魅力を再構築し、再開
発によって昭和の面影が消えつつある大阪の天王寺に一人一人の心の記憶装置(ストレージ)とし
てのナニワ文化の殿堂を設計する。



大阪府大阪市大正区に産業遺産及び製本工場を配し、「過去」にあった出来事を「今」学び「未来」
へと繋ぐ。「歴史に学び未来を考える場」としての図書館を設計する。