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立命館大学文学部事務室
TEL 075-465-8187
FAX 075-465-8188

2)正課外の取り組み
 教員としての力量を高めるためには、授業科目(講義及び演習)の充実に加え、正課外(授業以外)の諸活動との有機的連携が不可欠です。そこで、正課の教職科目及び実践的力量の形成を重視する本プログラム科目の受講に加え、日常的に学校現場や現場教員との交流を図ることを可能とする次のような取り組みを実施し、正課と正課外の両者をつなぐ、総合的な教員養成のしくみを構築します。

取り組み 平成17年度 平成18年度
 1. 「教科専門」の力量を高める講座の実施 -
 2. 学生と現場教員、本学出身教員の組織化
 3. 公開研究会の開催 -
 4. 地域住民や保護者との懇談会への参加

1.「教科専門」の力量を高める講座の実施

 よりよい授業を行うためには教科内容についての十分な理解が必要です。「教科専門」に関する知識については、学部専門科目と教職科目の履修により取得していますが、学生自身の高校段階までの学習歴によって偏りがあります。学生の知識不足を補い、より力量を高めるために、「教科専門」内容に関する正課外の特別講座を新設し、社会、国語、英語の3教科について、「教科専門」の力量を獲得させるしくみを構築します。

2.学生と現場教員、本学出身教員の組織化

 以前から本学出身の若手教員の組織化を行い、夏期休暇等を活用した研究会を京都、東京、大阪で実施してきました。今後はこれまでの活動に加え、大学教員による研修会等の開催や現役学生への支援プログラムを開発を目指します。また、全国各地で活躍している本学出身教員のインターネットを利用した双方向の教育実践交流やメ−リングリストを活用した意見交換や相談などを行いながら、日常的にも交流を深める予定です。

3.公開研究会の開催

 学生は大学の演習において、学校現場で起こっている諸課題について調査研究し、すぐれたモデル授業等や汎用可能な実践例等についてはインターネットを通じて広く発信することとしています。これに加えて、年に数回公開研究会を開催し、現場教員の出席も要請し、学生の報告について討論を行います。

4.地域住民や保護者との懇談会への参加

 学校の運営には、保護者や地域住民との協力も重要です。教育委員会等と連携しながら、地域の住民や保護者等が参加する取り組みや懇談会に参加します。これにより、学校の外から見た教員像や教員の資質、教育内容等についての理解を促していくことができます。

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