今日は日本で忘れられない特別な一日だった。
朝には立命館宇治高等学校の生徒たちと交流する時間があったが、皆活発で親切ですぐに雰囲気が明るくなった。 お互いの学校生活と好きな食べ物の話まで交わしてみると、初めて会った仲なのにぎこちなさがすぐに消えた。 この短い出会いがウジという都市をもっと懐かしく感じさせてくれた。
交流を終えて宇治市内に出て観光を始めた。
街を歩いていたら、「抹茶ラーメン」という広告板を見て、一瞬止まった。 抹茶をここまで活用するなんて、本当に衝撃的でありながらも、ウジという地域の特産物をうまく活用したと思う。 宇治川の穏やかな波と静かな街の雰囲気の中で、このような独特なメニューがさらに印象的に感じられた。
観光をして休むついでに入った小さなカフェはおじいさん、おばあさんのお二人が運営するところだったが、内部がとても暖かくて良かった。
飲み物を飲みながら休んでいたが、社長の祖父がハーモニカを取り出してアリランを演奏してくれたため、本当にびっくりしてしまった。 日本の小さな都市の真ん中で韓国のメロディーを聞くことになるとは想像もできなかった。 その瞬間の響きと暖かさは、おそらく長い間忘れられないだろう。
今日一日は人と都市が一緒に作ってくれた特別な経験だった。
ウジの静かな風景、学生たちとの交流、そしてハーモニカで聞こえてきた馴染み深いメロディーまで、とても良い観光をして心に深く残った。