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【EIZO DAYS】大学院生特集vol.01: 「奈良団扇」振興のためのWEBサイト制作に取り組む

2015.10.23

EIZO DAYS
- 特別増刊号 映像研究科特集 -

さまざまな興味関心を持った学生が集う映像学部での学生生活について、学生さんのインタビューを通してお伝えする企画「EIZO DAYS」。
今回は、特別増刊号として大学院映像研究科での研究生活についてご紹介します!


 「奈良団扇」振興のためのWEBサイト制作に取り組む

【vol.01】大宮守廣さん(2015年度映像研究科1回生、映像学部ゲームゼミ出身)

・立命館大学大学院 映像研究科に進学しようと思った動機は何ですか?
一番の動機は、学び足りないという思いです。体育会アーチェリー部の練習と映像学部での学修を両立させるのは大変でしたが、「バーチャルリアリティ実習」や「インタラクティブCGプログラミング実習」などの授業がおもしろかったこともあり、なんとか頑張ることができました。ただ4回生になった時に、自分は映像学部で学べることを十分に吸収しきれていない、もっと映像について学びを深めたいという思いが募り、映像研究科に進学することを決めました。

・現在取り組んでいる研究の内容について教えてください。
映像研究科では、地元である奈良の伝統工芸品のなかでも、その洗練された美しさが特徴の「奈良団扇(うちわ)」を取り上げて、その振興のためのWEBサイト制作に取り組んでいます。

映像学部に入学するまで制作経験がなかったのですが、1回生で履修した「プログラミング演習」の授業でそのおもしろさに目覚め、関連する実習授業を積極的に受けるようになりました。その後、3回生の時に経験したWEBサイトの制作が1つの転機となり、「卒業研究」でも3DCGの仕組みを用いて360度のパノラマ動画を再生するWEBサイトを制作しました。

しかし、「卒業研究」ではWEBサイトを制作したいという気持ちばかりが先行してしまい、テーマについてオリジナリティを出すことができませんでした。修士制作では企画から制作まで全てを自分の手でやり遂げたいと思っています。指導教員も、学部時代とは異なる分野ですが、ゼミ生全員でブレインストーミングをして企画を一から作り上げる、という指導方法を取り入れられている望月先生を希望しました。

現在は、奈良団扇に関する資料を集めたり、販売店にインタビューを行ったりしているところです。毎週 先生に研究の進捗状況や方法について報告・相談しているほか、映像学部の望月ゼミの勉強会にも参加しつつ研究を進めています。

・修士論文または修士制作に向けて
最終的にはWEBサイトを完成させ、修士制作として提出する予定です。そして修了後は、映像研究科で学んだことを活かし、WEB関連の企業で、デザインだけでなくシステムなど全般に関わっていけたらと思います。


★お知らせ★
10月26日(月)18時開催の映像研究科独自説明会に大宮さんが出席! 
映像研究科での学生生活について直接聞いていただける機会ですので、ぜひご参加ください!
説明会の詳細はこちら

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