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Episode

立命館学園が育む8つのコンピテンシー。
それらがどのように日々の経験を通して育まれるのか、多様なエピソードを通してご紹介します。

※これらのエピソードは、2024年度に実施した「立命館学園コンピテンシー・フレームワークに関する全学園調査」において、実際に児童・生徒・大学生および大学院生から寄せられたものから、個人が特定されうる情報を除去・加工したものを掲載しています。

大学2年生の夏、所属していたサークルで20名規模の合宿を企画しました。メンバーの意見が分かれ、一部は消極的な姿勢を見せていたため、全員が納得する計画を作ることが課題でした。私は、まず個別に話を聞いて意見や要望を収集し、その後グループディスカッションを行う場を設けました。意見がぶつかり合う場面でも相手の立場を尊重しながら調整を進め、最終的に全員が納得できるスケジュールを策定しました。合宿後、メンバーから「楽しかった」「自分の意見が反映されて嬉しかった」との感想をもらい、大きな達成感を得ました。この経験を通じて、傾聴や調整を意識したコミュニケーションの重要性を学び、相手の信頼を得ながら物事を進める力が身についたと感じました。

Teamwork

所属しているクイズサークルの団体戦の場面です。団体戦では、ただ自分が得点することを目指すのではなく、チームの得点が最大化するように戦略を練る必要があります。初めはチームに迷惑をかけることを恐れて、自分らしいプレイングができないことが多かったです。しかし、先輩や同期から私の強みを教えてもらうことができ、自分らしくプレイすることができるようになりました。このような経験を重ねるにつれて、チームワークが芽生えたように思います。今後は、チームの先輩として後輩に向けてアドバイスができるように、より沢山交流しようと考えています。

Teamwork

大学2回生の時に,茶道における茶事というものをやりました。ここでは懐石とお茶を出すのですが,一人でできると思い,そのつもりで当日まで至りました。しかし実際やってみると手が回らないことが多く,とても混乱しました。そこで2人手伝いに来てくれてなんとか無事に終えることができました。このことから一人でやることには限界,無理がある物事があり,その時には人に頼る必要があるのだと学びました。この出来事から次からは最初から人に頼って協力して実行していこうと思いました。

Teamwork

1つ目のコンピテンシーと被ってしまいますが、サークルにて団員とともに一つの目標(より良い公演)を達成するために、長期間にわたって準備する際、どうしても意見が割れたり人間関係が上手くいかなかったりすることがありました。自身の立場上、みんなをまとめる必要があったため、どういう思いを持っているのか聞いたり、共感したり、寄り添いつつも団体としてばらばらになってしまわないように調整していました。この経験から、共感力のコンピテンシーが身に付いたと思っています。

Teamwork

ボランティアサークルの活動において、地域のお祭りに子供向けのゲームを出店する際に活動人数が少ない中で、当日に向けての準備を他の人と役割分担して取り組みました。直前に出店することが決まったため、経験の少ない私はサークルの先輩や同回生に助けてもらいながら当日の出店までやり遂げることができました。楽しそうに遊ぶ子供たちの笑顔を見て、私一人ではやり遂げられない、みんなで協力することが大切な活動だと感じることができました。

Teamwork

2024年8月末から9月頭にかけてのサークルの夏合宿において、自身は企画長を務めていた。その中で、合宿の予定日に台風接近が重なる事態がおこり、合宿の実施自体が危ういところであった。こうした状況下で、合宿を決行する基準や、道中の台風状況・交通状況に応じた各対応策を、ともに合宿を企画した企画班員とともに考えて、無事合宿をやりとげることができた。

Teamwork

学園祭の際にパンフレット英語の翻訳を行なっていた。当初は自分1人で最後までできると考えていた。しかしながら、自分1人では完全に成し遂げられず、潰れかけていた際に、周りの人たちが助けてくれた。その際に人との関係性が大事であると気づき、自分1人では成し遂げられないことも、周囲と協力すればできると気がついた。

Teamwork

今年の4月頃から学校の課外授業として課題解決・企画立案のプロジェクトに参加し、同じチームのメンバーと共に与えられたテーマに対して話し合いやフィールドワークを重ね、最終提案まで行った。チームのメンバーとコミュニケーションを取ってプロジェクトを完成させることができ、チームワークがとても身に付いたと思う。

Teamwork

今年の2月から1ヶ月間、フランスに立命館大学生17人で短期留学をした。リーダーや副リーダーを中心としたメンバーに、一回生ながら積極的にアプローチし、異国の地で不和が生じないように、あるいは不和が生じてしまってもどのように対処すれば良いかなどを、密に連携しながら話し合ってきた。

Teamwork