大島 陽 Yo Oshima
教授
■ 専門分野:デジタルデザイン表現 ■ 研究テーマ:スペキュラティブな未来のデザイン
- 2002年8月 立命館大学政策科学部政策科学科 卒業 学士
- 2006年1月 Southern California Institute of Architecture 建築学修士
- 2006年1月〜2017年3月 Deegan Day Design / Project Designer
- 2010年5月〜2024年12月 Art Center College of Design / Associate Professor
- 2012年1月〜現在 Amisoy Design / Creative Director
- 2016年4月〜現在 多摩美術大学 生産デザイン学科プロダクトデザイン 非常勤講師
- 2025年4月〜現在 立命館大学スポーツ健康科学部 教授
これまでの実績・研究概要
Deegan Day Designで建築デザイナーとして4Way House(AIA LA Best House Awards 2021)、C-Glass House(AIACA Residential Awards 2016)などを手掛けました。Art Center College of Designで空間デザイン教育に従事し、多摩美術大学とPacific Rimで国際交流プログラムを担当いたしました。Amisoy Designでプロダクト、モーション、空間などのマルチディシプリンデザインを展開する傍ら、ソニーでデザインとイノベーション講演、フューチャーキャスティング研究を実施しております。
研究の方向性
立命館大学デザイン・アート学部では、総合大学の強みを活かした学際的研究交流を通じて、社会実装可能なデザイン研究を推進します。フューチャーキャスティング手法を用いたスペキュラティブ・デザイン研究を基盤とし、BCI(Brain Computer Interface)やAGI(Artificial General Intelligence)の実現に向けた触媒的デザインの可能性を探求します。デザインが技術と社会の橋渡しとなり、未来社会の構築に貢献する研究を目指します。
メッセージ
既存のデザインの領野を超える新たなアイデアを創造するためには世界の常識を疑い、クリエイティブな思考を持って活動する必要があります。例えば、自動運転が達成されたとき、車内空間のデザインは建築、インテリアデザインと統合されます。また、モビリティ全体がサービスになる場合、サービスデザイン、UI/UXとの融合も予見されます。デザインの領域がテクノロジーの進化によって拡張されていくプロセスの中でクリエイティビティーを発揮し、活躍する人たちとともに学びたいと思っています。