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12.08

PEOPLE

2022

【2023卒 内定者の声】渡辺 羽瑠さん

221208watanabe 3
氏名・回生  渡辺 羽瑠(わたなべ はる)4回生
業界名・職種
出身地  
  機械メーカー・総合職
  大阪府 

●ご自身が力を入れた経済学部の学びについて、そこから得られたものについて具体的に教えてください。

 私は大学生活で力を注いだのはゼミでの活動です。中でも活動の一環として論文大会に積極的に参加しました。この経験から、ES(エントリーシート)の執筆に必要な文章力と面接でのプレゼン力、そして特に両者に求められる論理的思考力が養われたと感じます。そして、この経験を就職活動の強みに繋げた結果として、5月中旬に第一志望の企業からの内々定をいただくことができました。私が3回生の時に出場した学外のWEST論文研究発表会は全国から約100チームが集まり、論文執筆とプレゼンテーションを競う大学間対抗の大会です。そこで所属するゼミの同回生4人でチームを組んで取り組みました。

221208watanabe 3-12021年度のWEST論文大会当日の発表の様子)

 

●上記の学びや得られたものについて、就職活動において強みとしてどのように活かせましたか?また面接官からの大学の学びに関する質問に対して、このように答えたなどの例もあれば、教えてください。

 例えば、論文大会では自分達や他チームの論文に対して行われる質問やコメントも重要な評価の対象だったため、私たちはチームで想定問答を考えることに時間を割いて入念な準備をしました。この「質疑応答」の経験が、面接の場面で想定問答を作成し、面接官の問いに対して論理的かつ簡潔に答える準備を意識して行うといった形で活かされました。
 また、この経験から自分自身で作成したESや面接のテンプレートを客観視して、どういった質問がされるかを面接官の立場になって想定することが可能になりました。想定した質問を活用して、論文を深化させる考え方も、面接の場面で役立ったスキルです。就職活動では自分の要望を伝えるだけでなく、相手の要望を理解する必要があります。そのため、面接では相手の要望に忠実に耳を傾けて、答えることを心がけました。
 論文大会には私たちのゼミからは、ゼミ生全員が4つのチームに分かれ参加しました。大会に向けて研究が行き詰まった時には、チームの垣根を越えて議論し、互いに論文へのコメントや助言、情報共有を頻繁に行いました。就職活動でも自分1人では進捗が膠着し、壁にぶつかる場面が必ずあります。袋小路に陥った際に、他者の客観的な指摘や議論による切磋琢磨が膠着状態を解消する点は、就職活動にも大いに共通していると思います。

 

●あなたにとって、立命館大学経済学部の最大の魅力は何ですか?
そして経済学部生、経済学部への受験を考えている方へ、一言お願いします。

【経済学部のココが素敵】

 ゼミナール大会やメントレ等、成長の機会となる学部独自のイベントが大きな魅力だと思います。特にメントレでは幅広い年代や役職のOBOGが就活生のESと面接を見てくれます。就活生は誰もが多くの場合、選考でES・面接を見てくれる社員を選ぶ事は出来ないため、メントレは多角的な視点を取り入れるのに非常に良い機会です。皆さんも是非活用してみてください。

【経済学部生の方へ】

 一般的に、就職活動は学部3回生の6月ごろのインターン解禁から始まります。ですが、企業や就活サイトは何回生にでも情報の門戸を開いてくれています。私自身、第一志望の会社を意識し始めたのは1回生の終盤で、2回生のゼミ選択では、「第一志望からの内定獲得に最も近い環境」を軸にして、現在のゼミを志望しました。早期に第一志望の企業の決めていたため、他の学生と比べて時間をかけて会社の情報を収集したり、ゼミ活動の成果を踏まえて座談会で志望度を主張できたことも、就活の結果に繋がったと思います。学生生活のゴールは必ずしも就職ではありませんが、就職活動本番の時に自身が武器にしたいモノ、例えば経験や資格を想像すること。私の場合はゼミでの研究であったり、論文大会参加をアピールしたりすることが重要と考えました。そして、そこから逆算して、自分が今何をすべきかを常に考えながら大学生活を充実させることが大切だと感じています。

【立命館大学経済学部の受験を考えている方へ】

 私が経済学部で得た最も大きいと思うものは、切磋琢磨できる仲間の存在です。周りのゼミ生は論文大会でも、そして勿論就職活動においても皆積極的で優秀であったため、刺激を得る機会が多かったです。このように連帯感を抱くこともまた、成長への大きなモチベーションにつながりましたし、多様な学生がいるレベルの高い環境が経済学部には整っていると感じます。今は勉強で大変だと思いますが、その先に皆さんが経済学部で学べる日が来ることを願っています。頑張ってください!

221208watanabe 3-2(論文大会の研究対象である大戸川ダムでのスタディツアーの様子)

 

<関連リンク>
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*2022年12月時点での情報です。

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