大阪・関西万博への取り組み
「2025年大阪・関西万博」とともに未来社会を創造し
「学園ビジョンR2030」が
目指す新たなフェーズへ
止まることのないテクノロジーの進展、紛争や自然災害、感染症によるかつてない危機、SDGsによる「誰一人取り残さない」社会の実現、求められるダイバーシティ&インクルージョン……。予測不能とも言われる変化の時代に向き合うチャレンジのひとつが、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマとする「2025年大阪・関西万博」です。世界の多様な価値観が交錯して生まれる新たなつながりと創造によって、未来社会への希望を世界に示す実験場となることを目指しています。
立命館学園は「2025年大阪・関西万博」に積極的に参画し、人がいきいきと輝く社会の未来をともに創造する活動を展開しています。それは、「2025年大阪・関西万博」のスコープが、本学園が描く社会・教育の未来像と大きく重なるからです。
本学園では2030年を見据えた「学園ビジョンR2030」を掲げており、「SDGsの達成に貢献するために、企業、教育・学術・研究機関、国・政府関係機関、国際機関、自治体、NGO、NPO、個人など、さまざまな参加者が主体となって、理想としたい未来社会を共に創り上げていく」という大阪・関西万博の事業指針と方向性が一致しています。
挑戦をもっと自由に。「2025年大阪・関西万博」を通じて、私たち自身の創造さえはるかに超える変革が加速します。
ACTION
アクション
テーマ事業「中島さち子シグネチャーパビリオン」への協賛
テーマ事業「いのちの輝きプロジェクト」は、「2025年大阪・関西万博」を象徴する事業です。日本を代表する8 人の専門家がプロデューサーとなり、「いのちの輝き」とは何かをそれぞれの哲学で語り深める「シグネチャーパビリオン」を建設。その成果を未来に残すプロジェクトです。
本学園は、テーマ事業の中で唯一「教育」をテーマとする、中島さち子氏によるシグネチャーパビリオン「いのちの遊び場 クラゲ館」に協賛しています。中島氏はジャズピアニストにして数学研究者、STEAM教育者でもあるオールラウンダー。多彩な経験と柔軟な思考から生み出されるたぐいまれな構想力に大きな期待が寄せられています。本学園は、中島氏や他の参画企業・団体とともに、研究高度化プロジェクト、未来の教育プロジェクト、学生活動活性化プロジェクトの3つの取り組みを推進しています。
Profile
中島 さち子
ジャズピアニスト、数学研究者、STEAM教育家、メディアアーティストとして国内外で多彩な活動を展開。株式会社steAm CEO、株式会社STEAM Sports Laboratory取締役の肩書も持つ。日本人女性で唯一の国際数学オリンピック金メダリストで、経済産業省『「未来の教室」とEdTech』研究会研究員、文部科学省 特定分野に特異な才能のある児童生徒に対する学校における指導・支援の在り方等に関する有識者会議委員なども務める。
TEAM EXPO 2025プログラムの推進
「TEAM EXPO 2025」プログラムは、企業、教育・学術・研究機関、国・政府関係機関、国際機関、自治体、NGO、NPO、個人など、様々な関係者との共創によって、理想とする未来社会をともに創り上げていくことを目指す取り組みです。「共創パートナー」と「共創チャレンジ」の2 つがあり、「共創パートナー」は法人・団体、「共創チャレンジ」は個人・グループ単位で参加します。
本学園は「共創パートナー」に登録し、2022 年5 月に開催した「いばらき×立命館DAY」など、「2025 年大阪・関西万博」に向けた機運醸成企画等を実施しています。「共創チャレンジ」としては、社会インフラや企業活動のサプライチェーンなど、環境配慮型の仕組みづくりを目指す「カーボンマイナスプロジェクト」、イノベーション人材育成を目指す教育プログラム「EDGE+R プログラム」、西菱電機株式会社や大日本印刷株式会社と連携した防災意識を高める「いばらき防災ブースプロジェクト」の3件が活動しています。
MEMBER
メンバー
学園が一体となって取り組み成果を改革の原動力に
立命館学園では2022年7月に「立命館万博連携推進本部」を発足させ、法人内の各組織が有機的に連携する運営体制を整えました。学園が一体となって取り組むことで機運を醸成するとともにより大きな成果につなげ、「学園ビジョンR2030」の実現を目指す改革の原動力とします。
*一貫教育部:立命館小学校、立命館中学校・高等学校、立命館宇治中学校・高等学校、立命館慶祥中学校・高等学校、立命館守山中学校・高等学校
*APU:立命館アジア太平洋大学