新しいキャンパスライフを
はじめよう!
[新型コロナウイルス感染拡大予防マニュアル(第4版)]
2020 年 6 月 15 日(第 1 版)
2020 年 9 月 16 日(第2版)
2022 年 4 月 13 日(第3版)
2022 年 6 月 1日(第4版)
2022 年 7 月 26 日 一部修正
立命館大学
目次
- はじめに
- 1.基本事項
- 1飛沫感染を防ごう! 〜マスク着用はとても大切です〜
- 2接触感染を防ごう!〜手洗いのすすめ〜
- 3自分の体温を測ろう!〜登校前の検温を〜
- 4いつ・どこで・何をしたか・誰と会ったか?を記録しよう〜行動記録表を使おう〜
- 5感染の可能性をいち早く知るには?〜接触確認アプリ(COCOA)等を利用しよう〜
- 6自らが感染した、または感染の疑いがあると言われたら...!
- 7こんなときは?〜医療の相談〜
- 2.キャンパスライフを楽しむために
~みんなで取り組もう!新スタイル~ - 1大学として実施する感染防止対策
- 2みんなで取り組もう!~安心安全のキャンパスライフをめざして~
- 3一緒に考えよう!~とくに学生のみなさんに考えてほしいこと~
- 参考資料
- 1健康観察用紙
- 2行動記録表
- 3「新しいキャンパスライフをはじめよう」(啓発ポスター)
- 4「新しいキャンパスライフをはじめよう―実践例―」(啓発チラシ)
- 新型コロナウイルス感染症に関する特設ページ
はじめに
本学では、感染防止対策への徹底した取り組みを進めながら、ウィズコロナ時代に対応した教育・研究・学生諸活動を展開し、学生のみなさんが充実したキャンパスライフを送ることができるよう努めていくこととしています。
「新しいキャンパスライフをはじめよう!」と題した「新型コロナウイルス感染拡大予防マニュアル(第4版)」は、学生(学部生、大学院生)のみなさんに、安心安全かつ充実したキャンパスライフを送っていただくために、みなさんにご留意いただきたい感染予防対策等について周知・啓発をはかることを目的に作成したものです。このたび、政府の新たなレベル分類にもとづく基本的対処方針の変更や立命館大学の行動指針(BCP)の改訂(2021年12月15日改訂)加えて、行政が感染リスクの高い同一世帯内や重症化リスクの高い入院患者および入所者の濃厚接触者判定に集中するために、その他の濃厚接触者の認定ができなくなり、大学の判断で濃厚接触者判定をすることが必要になりました(「オミクロン株が主流である間の当該株の特徴を踏まえた感染者の発生場所毎の濃厚接触者の特定及び行動制限並びに積極的疫学調査の実施について」2022年3月16日厚労省事務連絡)。そのために、本学での準濃厚接触者抽出を速やかにかつ円滑に行うために保健センターが中心となって感染報告集約を実施し、感染拡大防止に努めていくこととなりました(「オミクロン株が主流である間の当該株の特徴を踏まえた濃厚接触者の特定及び行動制限並びに積極的疫学調査の実施に関する立命館大学の対応について」2022年4月13日常任理事会)などを踏まえて、本マニュアルについて改訂を⾏いました。
ぜひ、このマニュアルをよく読んで、一人ひとりができることに取り組んでいただくよう、ご理解、ご協力をお願いします。感染防止対策を取りながら、充実した学生生活を楽しむために、みんなで新しいキャンパスライフをはじめましょう。
1.基本事項
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、“新しいキャンパスライフ・スタイル”として、一人ひとりが、基本ルール(マスクの正しい着用、ゼロ密、フィジカルディスタンシング、手洗い・手指消毒、うがい)を徹底することが重要です。基本的な感染防止対策を取り入れたキャンパスライフを実践することが求められています。
自分のため、みんなのため、そして大切な人のために、「自らが感染しない」「人に感染させない」ための行動に、一人ひとりが取り組んでいくことが大切です。
1飛沫感染を防ごう!~マスク着用はとても大切です~
- キャンパスに入構する方に対しては、通学時およびキャンパス滞在時にはマスク着用を義務付けています(飲食時や運動時などは除きます)。
※マスクは各自で用意することが基本ですが、キャンパス入構後にマスクの破損や汚損、紛失等があった場合には、各学部事務室・学びステーション等において配布しています。
マスク着用に関する留意事項
- マスクは正しく着用してください。不織布マスクは飛沫の拡散や吸引を防御する上で優れていることから、不織布マスクの着用を推奨します。また「鼻出しマスク」は鼻からの飛沫吸引につながります。マスクは鼻・口を隙間なく覆う、正しい装着をお願いします。
- 感覚過敏などでマスク着用が困難な方については、学生オフィスにご相談ください。状況に応じて、マスク着用が困難であることを示す意思表示カードの携行やフェイスシールドまたは「せんす型マスク」の使用などをお願いする場合があります。なお、学生のみなさんは、マスク着用が困難な場合があることについて、ご理解いただくようお願いします。
- 立命館大学では、「マスク着用に関する申し合わせ」を定め、学生、教職員、来校者のみなさまには、キャンパス滞在時のマスク着用を義務付けることとしています。これにもとづき、キャンパス内において、マスクを着用せずに会話・談笑している場面を見かけた場合は、必要に応じて教職員やキャンパススタッフが声をかけさせてもらうことがあるものとしています。
2接触感染を防ごう!~手洗いのすすめ~
- 建物の入口や人が集まる場所などにアルコール消毒液を配置しています。こまめに正しい手洗いや手指消毒をするよう心がけてください。
※各自で清潔なタオルまたはハンカチを持参するようにしてください。

3自分の体温を測ろう!~登校前の検温を~
- 登校前には必ず検温し、発熱(※)や息苦しさ(呼吸困難)、強いだるさ(倦怠感)、頭痛、
咽頭痛、鼻汁(⿐みず)・⿐閉、嗅覚・味覚異常の症状等がないか確認してください。
上記の症状がある場合は、大学を休み外出を控えるようにしてください。※発熱は、37.5度以上または平熱より1度以上高い場合を目安としてください。
※文末に掲載している「健康観察用紙」(立命館保健センター)をご活用ください。
下記からもダウンロードできます。
・健康観察用紙
https://www.ritsumei.ac.jp/mng/gl/hoken/doc/selfhealthchecksheet.pdf
- キャンパス内で実施される対面授業等を欠席する場合には、担当教員または各学部事務室・学びステーションに連絡してください。また、課外活動を欠席する場合は、クラブ関係者に連絡してください。
- 検温を忘れた場合は、食堂や学びステーションなどに検温器を設置していますので、セルフチェックにご活用ください。
- 大学に来られた後に検温器を使用して、37.5度以上の発熱等の症状がわかった場合は、
①速やかに帰宅して、症状が良くなるまで自宅で静養してください。体温の記録も行ってください。
②新型コロナ感染症以外の病気が心配な方や、診察や投薬を希望される方は、かかりつけ医等の地域で身近な医療機関、または立命館保健センターにまず電話でご相談ください。詳しくは、本マニュアルの「1.7 こんなときは?~医療の相談~」を参照してください。

4いつ・どこで・何をしたか・誰と会ったか?を記録しよう~行動記録表を使おう~
- 自らが感染した場合や濃厚接触者になった場合、身近な人が感染した場合など、いつ・どこで・何をしたか、誰と会ったかなど、行動履歴を詳しく記録しておくことが大切となります。文末に掲載している「行動記録表」を活用して、行動履歴を記録するようにしてください。
- 本記録表はセルフチェック用であり、提出を求めることはありませんので、できるだけ詳しく記述するようにしてください。なお、ご自身が感染したり、濃厚接触者となった場合には、保健所や大学よりヒアリングさせていただく場合がありますので、本記録表をご活用ください。
・行動記録表
https://www.ritsumei.ac.jp/file.jsp?id=469813&if=.xlsx
5感染の可能性をいち早く知るには?
~接触確認アプリ(COCOA)等を利用しよう!~
- 感染の可能性をいち早く知るために、厚生労働省の「新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)」を必ずインストールして利用するようにしてください。
❶本アプリは、利用者が新型コロナウイルス感染症の陽性者と接触した可能性がある場合、通知を受けることができ、感染の可能性をいち早く知ることができます。個人が特定される情報や、陽性者と接触者(接触の可能性があると通知を受けた者)との関係についての情報は一切記録されず、プライバシーは十分に保護されています。
❷新型コロナウイルス感染症の陽性者が、本人の同意のもと、陽性者であることを登録した場合に、その陽性者と過去 14日間に、概ね1メートル以内で15分以上の近接した状態の可能性があった場合に通知されます。通知を受けた後は、ご自身の症状などを選択いただくと、帰国者・接触者外来等の連絡先が表示され、検診の受診などが案内されます。
❸この通知を受けた場合は、キャンパスへの登校は控えて、案内に従って、検診の受診などの対応をとってください。
❹これによって、ご自身が陽性者と認定された場合は、「1.6 自らが感染した、または感染の疑いがあると言われたら…!」にしたがって大学に報告するようお願いします。
接触確認アプリ(COCOA)について
新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA:COVID-19 Contact-Confirming Application)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/cocoa_00138.html
- App StoreまたはGoogle Playで「接触確認アプリ」で検索してインストールしてください。
各自治体が実施するコロナ追跡システムなどのアプリの活用について推奨します。
【滋賀県】LINE公式アカウント「滋賀県-新型コロナ対策パーソナルサポート」
https://www.pref.shiga.lg.jp/ippan/kurashi/ict/310749.html
【京都府】京都府新型コロナウイルス緊急連絡サービス「こことろ」
https://www.pref.kyoto.jp/kikikanri/coronakinkyurenraku.html
【大阪府】大阪コロナ追跡システム
http://www.pref.osaka.lg.jp/smart_somu/osaka_covid19/index.html
6自らが感染した、または感染の疑いがあると言われたら…!
- 医療機関で新型コロナウイルスに感染していると⾔われた場合、または同居(親族・知⼈等)が感染し、医療機関や保健所から待機を指⽰された場合は、すみやかに報告をお願いします。
- 報告方法
・⽴命館保健センター
https://www.ritsumei.ac.jp/health/
トップページ ⽬的から探す
・新型コロナウイルス感染症と診断された⽅、濃厚接触者の⽅へ
https://www.ritsumei.ac.jp/health/coronavirus_infection/
(1) マイクロソフト Forms で感染または濃厚接触の報告を⼊⼒してください。
- ⼊⼒いただく際は、以下の事項について報告できるようご準備ください。
新型コロナウイルス感染症と診断された方
❶氏名、所属学部・研究科、学生証番号、生年月日
❷課外活動への参加
❸検査方法、発症⽇(いつから症状があったか)、症状
*無症状の場合は検査⽇
❹発症日前後の行動歴
❺発症日(無症状の場合は検査日)の 2日前から最後に登校した日までの接触者
❻新型コロナワクチン接種歴
❼連絡先、電話番号
❽下宿生で食糧支援を希望する場合は必要事項
新型コロナウイルス感染症の濃厚接触者になった方
❶氏名、所属学部・研究科、学生証番号、生年月日
❷陽性者との接触状況等の行動歴、濃厚接触者との連絡があった日、最終接触日
❸陽性者との関係
❹あなたの現在の体調
❺連絡先、電話番号
❻下宿生で食糧支援を希望する場合は必要事項
※入力された情報で大学が確認したい事項がある場合は、立命館保健センターから電話で連絡をします(平日のみ)。
- 課外自主活動団体に所属の⽅は、ご本人もしくは団体の代表・主務等から学生オフィス(体育会に所属の方はスポーツ強化センター)にもFormsで報告した内容を担当者に速やかにお知らせください。国際寮に居住している方は国際教育センターにもFormsで報告した内容を担当者に速やかにお知らせください。
(2) 授業配慮が必要な場合
- 学びの支援サイトから申請を行ってください。
https://www.ritsumei.ac.jp/pathways-future/course/absence.html/
→「新型コロナウイルスに関わる配慮について」をご確認ください。 - ご自身が新型コロナウイルスに感染した、あるいは濃厚接触者に認定された場合は、所定の期間、出席停止となります。出席停止は「公欠」とは異なりますが、学校保健安全法第 19条に基づき、大学として出席停止(※2)とするものです。
ア)感染者の出席停止の目安
有症状の場合:発症日を 0 として、その後 10 日間 かつ症状消失から 72 時間
無症状の場合:検査日を 0 として、その後 7 日間イ)濃厚接触者(※1)の出席停止の目安
濃厚接触者に認定された場合、PCR 検査等の結果、仮に陰性であった場合でも感染者と最後に濃厚接触をした日を0日として翌日から5日間の出席停止(自宅待機、健康観察)が求められることになります。※1 保健所が濃厚接触者と認定しない場合、下記のケースでは保健センターが準濃厚接触者を判定します。
a) 学生寮、合宿所等にて団体生活を行う学生が感染した場合
b) 課外活動(大学が公認する団体)に参加する者が感染した場合
c) マスク着用なしで飲食・会話・長時間の活動を、陽性者の学生を含む複数名で行った場合
d) 陽性者の学生との交際や宿泊を共にするなど、同一世帯内での接触と同等の濃厚接触があった場合 - 準濃厚接触者の判定は、報告を受けた保健センターが行います。保健センターから準濃厚 接触者に出席停止措置(※2)を連絡します。連絡を受けた学生は、濃厚接触者となった場合に準じ報告をしてください。
※2 待機中に発症した場合は、速やかに医療機関での診療・検査を受けてください。
大学の構成員(学生、教職員)が感染した場合の公表について
- 大学の構成員(学生、教職員)が新型コロナウイルスに感染したことが判明した場合、感染拡大防止の観点から、個人情報保護に配慮して、ご本人の同意を得たうえで、最小限の事実を公表しています。
※新型コロナウイルスへの感染の可能性は誰にでも、どこにでもあります。感染した人に責任はありません。感染者への誹謗中傷は許されないことです。感染した学生・ご家族等の人権尊重・個人情報保護にご理解とご配慮をお願いいたします。
- 立命館大学では、「新型コロナウイルス感染者への差別に反対する声明」(2020年 9 月 1日 学校法人立命館総長・立命館大学学長 仲谷善雄)を発出しています。
7こんなときは?~医療の相談~
- 健康観察用紙等を利用し体温測定や症状の有無の観察を行いましょう。
https://www.ritsumei.ac.jp/mng/gl/hoken/doc/selfhealthchecksheet.pdf
・発熱、咳、倦怠感、咽頭痛、頭痛等の体調不良がある場合は無理をしないで休みましょう。
・少しでも風邪症状がある時は、新型コロナウイルス感染症の診療を行っている診療・検査医療機関に連絡相談の上、検査を受けるようにして下さい。 - 3府県(京都・滋賀・大阪)の診療・検査医療機関の情報
京都 https://www.pref.kyoto.jp/kentai/corona/shinryo_kensa.html
滋賀 https://www.pref.shiga.lg.jp/ippan/kenkouiryouhukushi/iryo/314835.html
大阪 https://www.pref.osaka.lg.jp/iryo/osakakansensho/sinryokensa.html - 立命館保健センターでも電話で相談を受け付けています(平日9時30分~17時)。
保健センター
(⾐笠)075-465-8231 保健センター
(BKC)077-561-2635 保健センター
(OIC)072-665-2110 ※診察時間・窓口時間については、下記でご確認ください。
・立命館保健センターホームページ
2.キャンパスライフを楽しむために
~みんなで取り組もう!新スタイル~
1大学として実施する感染防止対策
(1)新型コロナウイルス感染症に対する立命館大学の行動指針(BCP)
- 立命館大学では、「新型コロナウイルス感染症に対する立命館大学の行動指針(BCP)」を定め、キャンパス所在地における感染拡大状況や政府・自治体などによる大学等への休業要請などの有無にもとづき、授業や研究活動、課外自主活動等における活動レベル(レベル0~レベル5の6段階)を設定しています。このレベルによっては、授業がメディアを利用した授業メインになったり、課外自主活動などが制限される場合がありますが、感染拡大予防のために実施していますので、ご理解、ご協力をお願いします。
※「新型コロナウイルス感染拡大に対する立命館大学の行動指針(BCP)」(2021.12.15改訂)
(2)感染防止対策の基本
- 「新しい生活様式」にもとづき厚生労働省が推奨する基本的な感染防止策(①身体的距離の確保、②マスク着用、③手洗い)とともに、「ゼロ密」(密閉・密集・密接のうち一つの密でも避けること)を基本に、学生のみなさんや教職員が安心・安全に授業や学生生活を送ることができるよう、大学としてできる限りの対策をとることとしています。
学生、教職員、来校者のみなさまにお願いしていること
- 「自らが感染しない」「人に感染させない」ための行動の徹底
- 「マスク着用」の徹底
- 正しい手洗い・手指消毒の徹底(アルコール消毒液は人が集まる箇所に設置)
- 登校前の検温、体調不良時は外出しないことの徹底
- 人が多く集まる食堂や学生窓口などには、サーマルカメラ体温測定器を設置

(3)対面授業(教室)での感染防止対策
- 教員はマスクを着用(必要に応じてマウスシールドやフェイスシールドを着用)
- 授業内容によっては、学部生・大学院生のみなさんにもフェイスシールドの着用をお願いすることがあります。
- 教室内では可能な限り身体的距離を取って着席
- 全教室(教卓)に透明の遮蔽板を設置(質疑応答時の飛沫防止対策、ソーシャルディスタンスの確保)
- 共用部分(ドアノブ、手すり、スイッチなど)の定期消毒

(4)換気対策
- 厚生労働省が推奨する①機械換気、②窓の開放による自然換気(教室では30分に一回、数分間の窓開け)を実施します。
- 教室内の換気のために、窓や出入り口を開放して授業を行うことがあります。窓の開閉については、学部生・大学院生のみなさんにもご協力をお願いします。また教室の構造によっては、サーキュレーターを使用することがあります。
(5)食堂での対策
- 食堂利用前には正しい手洗い・手指消毒の徹底をはかるよう啓発します。
- 利用前に体温チェックを!(入口にサーマルカメラ体温測定器を設置します。)
- すべての座席に飛沫防止パネルを設置し、安心して食事がとれるようにします。
- 食堂スタッフは毎日体調チェックを行い、接客時はマスクを着用します。
- 換気の強化、ソーシャルディスタンスの確保、感染防止のために給水機・給茶機等の共用備品の利用停止などの対策を実施します。
- 1日2回、テーブル、椅子の消毒を実施します。
- 混雑時には入場を制限させていただく場合がありますので、ご理解、ご協力をお願いします。

(6)課外自主活動での対策
- 「新型コロナウイルス感染症に対する立命館大学の行動指針(BCP)」の「レベル2」においては、感染防止策の徹底ができると認められた団体に限り、関連団体等が定めるガイドライン等にもとづき、通常の課外活動・自主的諸活動を実施することができることとしています。また、対面による地域交流やイベント(試合を含む)・合宿等の活動については、限定的な活動再開が認められた団体のみを対象に、活動を認めています(事前申請による許可制)。
- 新型コロナウイルス禍以前のような活動が出来ない状況において、学生のみなさんは不安や負担を感じる時期が続いていると思います。こうした状況を収束させるため、今一度、一人ひとりの自覚と責任ある行動について考え、実践してください。慎重な行動を心がけて感染拡大の防止に務め、クラスター(集団感染)を発生させないために「密閉」「密集」「密接」の3条件を徹底して回避しましょう。大学の学生部では、皆さんの活動環境が少しでも前進するよう一緒に取り組んでいきます。
限定的な活動再開に向けて学生部が各団体と確認をする主な点
①部員の体調を一定期間(14日間以上)継続的に把握、報告し、体調の悪化や不良がある部員を速やかに発見し活動に参加させない等の対処ができること
②活動時だけでなく日常生活においても、参加する全員が、別途提示する定められた感染症対策(食事、外出、交遊の際など)を徹底できること
③新型コロナウイルス感染症の収束が見通せない状況下で活動を再開することのリスクを理解し、他方で大学がそれを認めることの趣旨を理解できていること。人数・活動場所・時間・形態等を一定程度制限し、活動をすることの意味を説明できること
④(配置されている場合は)教職員の顧問・部長・副部長、指導者等との連携を十分にとることができ、かつ部内での指揮命令系統が明確であること(有事に活動を休止するなど、迅速に対応できる体制が整っていること)
⑤学外の施設を利用する必要がある場合は、その施設の利用方針も遵守すること
⑥上記事項を継続して実施できるよう、各団体の特性を踏まえた「感染対策」を作成し提出をすることを求めます。
2みんなで取り組もう!~安心安全のキャンパスライフをめざして~
(1)通学のときは…
- できるだけ徒歩や自転車等を使って通学しよう。
- 公共交通機関を利用する場合は、①必ずマスクを着用すること、②人との会話は控えること、③可能な限り混雑時間を避けること、などに注意しよう。
(2)キャンパスでは…
- 必ずマスクを着用しよう。
大学では、キャンパス滞在時にはマスク着用を義務付けています。
マスクを着用せずに会話をしている場合など、教職員やキャンパススタッフが声をかけさせていただくことがありますので、ご理解、ご協力をお願いします。
キャンパス入構後にマスクの汚損、破損や紛失があった場合は、学部事務室・学びステーション等で配布しています。 - こまめに、正しい手洗い、手指消毒をしよう。
- 「ゼロ密」ひとつの密でも避けましょう。
(3)授業(対面授業)では…
- 必ずマスクを着用しよう。
(フェイスシールド等の着用をお願いする場合もあります) - 一定の間隔がとられた座席を使用しよう。
(着席場所について指示や指定の席があるときは、それに従ってください) - 教室の換気(窓開け、ドア開けなど)にご協力をお願いします。
(4)食堂では…
- 食堂利用前後に正しい手洗い、手指消毒をしよう。
入口には手指消毒用アルコールを設置します。 - 利用前に自分の体温をチェックしよう。
食堂の入口にサーマルカメラ体温測定器を設置します。もしも発熱症状(37.5度以上)がある場合は、掲示にしたがって、かかりつけ医や近隣の医療機関または保健センターにお電話にてご相談ください。 - 利用者同士のソーシャルディスタンスを確保しよう。
- 飲食時以外はマスクを着用しよう。
- 食事が終わったら、すぐに退席しよう。
- 食事中の会話は控えていただきますようお願いします。
(5)諸施設の利用にあたっては…
- 施設利用前後に正しい手洗い、手指消毒をしよう。
- 利用時は必ずマスクを着用しよう。
- 大声を出すことやマスクをはずしての会話は控えるようにしてください。
<トイレでは>
- 使用後に必ず水とハンドソープを使って、正しい手洗いをしよう。
30秒程度かけて洗うと効果的です。 - 便座の蓋を閉じて、水を流そう。
洋式トイレの水を流す際、便座に蓋が設置されている場合は、飛沫防止のため、蓋を閉じた状態で水を流すようにしてください。 - タオルまたはハンカチを持参しよう。
<宿泊施設(セミナーハウス)、合宿所、国際寮等では>
- ソーシャルディスタンス確保、手洗い、「3密」の徹底回避に努めよう。
居住空間・生活空間を共用している場合は、特に感染リスクが高くなることから、ソーシャルディスタンスの確保、正しい手洗い・手指消毒、「3密」の徹底回避などにご留意ください。 - 飲食を伴う交流は控えよう。
飲食を伴う交流・リクリエーションなどは感染リスクが高いといわれていますので、控えるようにしてください。 - チェックイン時に検温をさせていただき、発熱等の症状がある場合は、ご利用をお断りさせていただく場合がありますので、ご理解、ご協力をお願いします。
- ラウンジ・談話スペース・キッチン等の利用の可否や制限については、施設管理者の指示に従ってください。
- 集団宿泊部屋は、宿泊人数の制限を行う場合があります。
<スポーツ施設、ジム(更衣室含む)、スタジオ、ホール等では>
- 予め利用が許可された学生(団体)にのみ利用を認めますので、ご理解、ご協力をお願いします。
- ソーシャルディスタンスに気を付けよう。
運動・スポーツの種類に関わらず、運動・スポーツをしていない間も含め、周囲の人と距離を空けるようにしてください(目安は2m四方)。 - 利用者が多くならないように入場制限を設けます(特に更衣室・休憩スペース)。
- 観客を入場させる場合には、観客同士が密な状態にならないよう、人と人との十分な間隔を確保してください。また、大声での声援を送らないことや会話を控えること、会話をする場合のマスクの着用等を周知してください。
- 各種の競技を行う場合については、中央競技団体が定めるガイドラインを参考にして必要な取り組みを行ってください。
- 自分専用の飲料ボトルを持参しよう。
冷水器を撤去し、代替としてウォータースタンドを設置しますので、自分専用のボトルなどを持参してご活用ください。飲み物を他の人と共用することは避けてください。 - 使用するスポーツ器具等は限定的として、使用後は各自でアルコール消毒を行ってください。
(6)クラスター(集団感染)を発生させないために~「ゼロ密」を目指そう~
- 「3密」(密集、密接、密閉)の全てを避けるようにしましょう。
集団感染は、「換気が悪く」、「人が密に集まって過ごすような空間」、「不特定多数の人が接触するおそれが高い場所」のいずれかまたは複数が該当する場合が多いです。ひとつの密でも避けて「ゼロ密」を⽬指しましょう。 - できるだけ、そのような場所に行くことを避けていただき、やむを得ない場合には、マスクをするとともに、換気をする、大声で話さない、相手と手が触れ合う距離での会話は避ける、といったことに心がけてください。
- 家族以外との会食は、できるだけ控えるようにしよう。
キャンパス内・キャンパス外のいずれにおいても、友人などとの対面での飲食やマスクをはずしての会話は控えてください。また、家族以外との飲食、特にクラスターが発生しやすいと言われている場所(カラオケ、劇場・ライブハウス、スナック・パブ、居酒屋等)の利用はできるだけ控えるようにしてください。

新型コロナウイルスを防ぐためのワンポイントレッスン
- 立命館保健センターの伊東宏所長による、新型コロナウイルスの感染を防ぐためのワンポイントレッスン(動画)を見て、人に感染させない・自分が感染しないための行動を徹底しよう!
3一緒に考えよう!~とくに学生のみなさんに考えてほしいこと~
- 多くの学⽣・院⽣のみなさんは、普段から新型コロナウイルスの感染拡⼤防⽌に向けた⾏動に取り組んでいることと思います。しかし、誰かに誘われて、あるいは無意識のうちに、「3密」の発⽣しやすい場所に参加してしまい、知らないうちに感染を広げてしまうことがあるかもしれません。学⽣・院⽣のみなさん⼀⼈ひとりが⾃分事としてこの状況に向き合い、責任と⾃覚をもった⾏動を取るように⼼がけましょう。