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アカデミック・アドバイジングに関する学習会を開催

2018年7月9日(月)17:30から、学生部・教学部共催で教職員を対象にした学習会シリーズの1回目として、「アカデミック・アドバイジング学習会」を開催しました。今回は、2018年度全学協議会に向けて、学友会から初年次教育の充実の課題が提起され、大学が教育・学生支援施策として「学生一人ひとりの学びの動機づけ・習慣づけに向けた学習アドバイジングのしくみの構築」(学園通信特別号)を目指していることから企画されました。衣笠キャンパスをメインキャンパスとして、講師として高等教育、学修支援、アカデミック・アドバイジングを専門とする研究者である、清水栄子先生を愛媛大学よりお迎えしました。衣笠・BKC・OIC・APUを合わせ80名以上の参加があり、この分野に関する関心の高さが伺われました。

アカデミック・アドバイジングは学習者中心主義による展開が進む米国高等教育における実践が参考になると考えられることから、アカデミック・アドバイジングの背景、概要、事例紹介を踏まえた説明、その歴史的変遷やアカデミック・アドバイザーの役割と専門性の紹介、最後に日本の大学事情を踏まえて米国の実践から得られるヒントについて紹介がありました。学習会終盤は質疑応答の時間が設けられ、4会場から活発に質問が寄せられました。

参加者からは「アカデミック・アドバイジングの概要が非常に良く理解でき、体系的に学ぶことが出来た」、「本学でもこれまでの学修支援を踏まえながらどのような制度を作るのが良いか考える機会となった」、「質疑応答を踏まえて議論が深まり、実際の事例について回答を得られた」等の声があがりました。

学習会の様子
学習会の様子
清水栄子先生
清水栄子先生

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