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2018年 アーカイブ

2018.10.04

「2018年度第1回全学協議会」を開催

2018年10月3日(水)18:30から朱雀キャンパスをメイン会場とし、2018年度第1回全学協議会が開催されました。全学協議会には、全学協議会構成パートである学生代表の学友会、大学院生代表の院生協議会連合会、教職員組合、生活協同組合(オブザーバー)が出席し、大学からは吉田総長、市川副総長、松原副総長をはじめ常任理事会より代表者が出席しました。会場の映像と音声は、衣笠キャンパス、びわこ・くさつキャンパス、大阪いばらきキャンパスにも配信され、多数の学生・教職員が傍聴しました。

全学協議会では、第1回および第2回代表者会議での議論を踏まえ、各構成パートの見解の提示と活発な議論が行われました。

議題および各パートから出された主要な論点は以下のとおりです。

<議題>
第1議題 正課・課外を通じた学びの充実について
第2議題 留学生支援を含む国際化、ダイバーシティ・インクルージョンの推進について
第3議題 キャンパス環境の質向上について
第4議題 大学院教学の充実について
第5議題 学費提起と2019年度全学協議会の開催について

<各パートの主要な論点>
【学友会】
●非常時における休講措置・連絡方法の改善
●学生の興味関心を高める授業実践を始めとした教育について、これまでの評価と今後の評価方法について
●試合等参加証明書の運用徹底
●食堂の回転率向上させることで快適さを高めるなどの食環境の改善
●キャンパス内禁煙政策の目的と方法
●オリター団を含む初年次教育の高度化と検討ワーキングの設置
●留学生の多様な困りごとを解決する仕組みとしての支援コーディネーターの設置
●複数年の学費提起

【院生協議会連合会】
●大学院生のキャリアパス支援
●リサーチコモンズの利活用等の研究環境整備

また、今回の全学協議会では、すべての議題終了後に各パートから討議の評価が行われ、継続的な議論を行うことを確認しました。また、この全学協議会での協議の中で確認されたことは「確認文書」として取りまとめ、各パートでその内容を確認し公開する予定です。

メイン会場(朱雀キャンパス)の様子
メイン会場(朱雀キャンパス)の様子
論点について発言する学友会代表の中央常任委員長
論点について発言する学友会代表の中央常任委員長
衣笠会場
衣笠会場
BKC会場
BKC会場
OIC会場
OIC会場

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2018.09.27

2018年度第1回全学協議会に向けた事務折衝を開催

2018年9月26日(水)18:00から衣笠キャンパスをメイン会場にし、2018年度第1回全学協議会に向けた事務折衝が開催されました。事務折衝には、全学協議会構成パートである学生代表の学友会、大学院生代表の院生協議会連合会、教職員組合が出席し、大学からは長澤学生部長をはじめ事務局の代表者が出席しました。

この事務折衝は、10月3日(水)に2018年度全学協議会を公開で開催することに向けて、当日の出席者および発言者、議事運営等について確認をするために行われました。

事務折衝の結果、以下の議題で全学協議会の議事を行うこととしました。



開会宣言、議長団紹介、運営等の説明
各パート出席者紹介
開会挨拶
第1議題 正課・課外を通じた学びの充実について
第2議題 留学生支援を含む国際化、ダイバーシティ・インクルージョンの推進について
第3議題 キャンパス環境の質向上について
4議題 大学院教学の充実について
第5議題 学費提起と2019年度全学協議会の開催について
討議のまとめ、閉会挨拶

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2018.09.20

「2018年度第2回全学協議会代表者会議」を開催

2018年9月19日(水)18:30から朱雀キャンパスをメイン会場にし、衣笠キャンパス、びわこ・くさつキャンパス、大阪いばらきキャンパスからも傍聴参加ができるようサテライトで会議の様子を配信し、2018年度第2回全学協議会代表者会議が開催されました。代表者会議には、全学協議会構成パートである学生代表の学友会、大学院生代表の院生協議会連合会、教職員組合が出席し、大学からは市川副総長、松原副総長をはじめ常任理事会より代表者が出席しました。

この第2回代表者会議は、10月3日に2018年度全学協議会を公開で開催することに向けて、8月に開催された第1回代表者会議での議論をさらに掘り下げた論点、懇談会や学生へのアンケート調査を受けて、新たに提起された論点について議論を行いました。

各パートから出された主要な論点は以下のとおりです。

【学友会】
●非常時における休講措置・連絡方法の改善
●学生の興味関心を高める授業の実践
●試合等参加証明書の運用
●課外自主活動団体使用の施設整備
●キャンパス内禁煙政策の目的
●オリター団を含む初年次教育の高度化と検討ワーキングの設置
●BBP活性化


【院生協議会連合会】
●リサーチコモンズの利活用
●印刷プリント数等の研究環境整備

論点について説明する学友会の学生
論点について説明する学友会の学生
メイン会場の様子
メイン会場の様子
回答する大学の代表者
回答する大学の代表者

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2018.09.19

キャンパスの国際化と留学生支援に関する学習会を開催

この間、2018 年度全学協議会および協創施策の具体化に向けて、1)アカデミック・アド バイジングに関する学習会(7 月9 日愛媛大・清水講師)、2)ピア・サポートに関する(7 月30日大阪大・安部准教授)をテーマとした学習会を開催してきましたが、今次、学習会シリーズ第3回目として、9月18日(火)18:00から教職員を対象に「キャンパスの国際化と留学生支援に関する学習会」を学生部・国際部・教学部共催で開催しました。

本学の留学生数は増加を続け、学生数の約1割に達するところまで来ています。今後のさらなる増加を踏まえ、多様な背景、多様な課題を持つ多様な留学生の存在を前提とした、より組織的・集団的な支援構築が課題となっています。また、学友会および院生協議会連合会からは、留学生に関する様々な困りごとを相談できる機能の充実・強化に関する論点、留学生支援拡充のためのピア・サポート団体の連携支援のアイデアが出されているなど、国際化課題は主要テーマの一つとなっています。

今回は講師として、国際化を推進する大学における留学生支援の実務家でもあり研究者でもある東京大学グローバルキャンパス推進本部の大西晶子先生をお迎えしました。衣笠・BKC・OIC・朱雀を合わせ約60人が参加。大西先生からは、学生支援サービスの国際化に向けた取り組みガイドライン、東京大学での取り組み、様々なデータに基づく留学生の多様性についてお話しをいただきました。質疑応答時間では終了時刻ギリギリまで活発な質問・意見が飛び交い、この分野に関する関心の高さが伺われました。参加者からは「留学生支援に関して多くの示唆が得られた」、「留学生の現状や組織内の連携のあり方など大変参考になった」、「留学生数増加が大学にもたらす影響について体系的かつ事例をもって学ぶことができた」等の感想が寄せられました。

学習会の様子
学習会の様子
講師の大西晶子先生
講師の大西晶子先生

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2018.08.03

「2018年度第1回全学協議会代表者会議」を開催

2018年8月1日(水)18:30から朱雀キャンパスをメイン会場にし、衣笠キャンパス、びわこ・くさつキャンパス、大阪いばらきキャンパスからも傍聴参加ができるようサテライトで会議の様子を配信し、2018年度第1回全学協議会代表者会議が開催されました。代表者会議には、全学協議会構成パートである学生代表の学友会、大学院生代表の院生協議会連合会、教職員組合が出席し、大学からは市川副総長、松原副総長、志方常務理事をはじめ常任理事会より代表者が出席しました。

この代表者会議は、10月に予定している2018年度全学協議会を公開で開催することに向けて、各パートから出されている協議テーマ(論点)を確認し、整理することが目的となります。このことから、この間の協議経過や開催意義に加え、2019年度以降の教育・学生支援施策について、大学から各パートに説明をしました。(内容は学園通信第Ⅴ章をご参照ください。)また、2019年度以降の学費とともに2019年度全学協議会の開催について大学が各パートに提起をしました。(内容は学園通信第Ⅵ章をご参照ください。)

各パートから課題指摘や提案、要望がなされた論点などの項目は以下のとおりです。

【学友会】
●新入生支援を取り巻く初年次教育支援の一つとして一定の機能をしているオリター(エンター)を始めとしたピア・サポート活動のさらなる高度化
●学生の興味関心を高める授業の実践
●課外自主活動をさらに高度化するための「試合等参加証明書」の運用改善
●食環境やキャンパス禁煙といった学びを支える安心・安全・快適なキャンパス環境の整備
●留学生の総合1次相談窓口設置、英語基準入学者への教学充実
●学費提起のタイミングと全学協議会で十分な議論を行うための開催スパン
●経済支援奨学金の実態 など
※このほか、「危機管理対応に基づく休講基準の見直しおよび学生への連絡方法」や「教養科目のあり方」については、別途大学との懇談会の実施を要請しました。

【院生協議会連合会】
●増加する留学生院生への支援課題として、対応する相談一次窓口の整備や学内への周知の徹底、短期で海外から留学に来る院生の家族やパートナーの日本への居住に関する課題
●学部生への教学的な役割を担う機能や大学院生の経済的な支援の役割も果たしている実態のあるティーチング・アシスタント制度(TA制度)の拡充
●大学院生向け奨学金制度の周知や柔軟に運用できる制度改善
●大学院生学費の2021年度の継続 など

【教職員組合】
●学費提起と全学協議会の持ち方について


各パートから出された協議テーマ(論点)は、引き続きの協議となり、2018年9月19日(水)に第2回全学協議会代表者会議を開催し、この協議を継続することを確認しました。

メイン会場の様子
メイン会場の様子
学友会、院生協議会連合会の学生
学友会、院生協議会連合会の学生
大学の代表者
大学の代表者

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2018.08.01

ピア・サポートに関する学習会を開催

2018年7月30日(月)15:00から、学生部・教学部共催で教職員を対象にした学習会シリーズ第2回目として、「ピア・サポートに関する学習会」を開催しました。今回は、2018年度全学協議会に向けて、学生を代表する学友会から初年次教育の充実の課題が出されており、中でも、オリターの役割や研修に関しての論点提起がされていることを受けて企画されました。衣笠キャンパスをメイン会場として、BKC・OIC・APUの4会場が設置され、学生部・教学部の役職者をはじめ、様々な部課の教職員が合わせて80人以上が参加しました。

講師として、米国のピア・プログラムとアセスメントに関する研究をされている安部(小貫)有紀子先生を大阪大学よりお迎えし、ピア・サポートの課題、学習者中心主義の影響、学生の成長を促進する学生支援、学生支援のアセスメントの4項目についてのご講演を頂きました。アセスメントデザインに関しては、事前に部課を横断するよう振り分けられたグループに分かれてワークを行いました。あまり関わることのない教職員同士で活発に意見交換をすることができ、充実した学習会となりました。

参加者からは、「ピア・サポートの理解が不十分だったが、理解するきっかけとなった」、「専門的だが、今日から実践できる内容だった」、「アセスメントや学修コミュニティの考え方について、ワークを通じて実践をし、手を動かしながら理解を深めることができた」、「普段の業務の中に、学生の学習支援促進に活用できる資源がないか考えることができた」等の声があがりました。

安部(小貫)有紀子先生
安部(小貫)有紀子先生
衣笠会場の様子
衣笠会場の様子

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2018.07.19

「2018年度第1回全学協議会代表者会議 事務折衝」を開催

2018年7月17日(火)18時から朱雀キャンパス、衣笠キャンパス、びわこ・くさつキャンパスをサテライトシステムで接続し、2018年度第1回全学協議会代表者会議事務折衝を開催しました。
事務折衝には、全学協議会構成パートである学生代表の学友会、大学院生代表の院生協議会連合会、教職員組合、および大学からは教学部・学生部・財務部・国際部が出席しました。
この事務折衝は、8月1日(水)に開催される2018年度第1回全学協議会代表者会議に向けて、各パートが提起する予定の論点を相互確認し、その上で当日の開催形態、メイン会場、議題やタイムスケジュール、各パートからの出席者・発言者について確認をするという位置づけになります。
この事務折衝での協議を踏まえ、8月1日の全学協議会代表者会議は、以下の概要で開催されます。

【開催概要(日時・場所)】
日時:2018年8月1日(水)18:30~20:30(予定)
場所: 【朱雀】601東・西会議室<メイン>
    【衣笠】至徳館304東・西会議室
    【BKC】 BKCアクロスウィング11会議室 【OIC】OIC学生オフィス会議室


【議題およびタイムスケジュール】

18:30~18:35開会・自己紹介等
18:35~18:502018年度全学協議会開催の意義と2019年度以降の教育・学生支援施策について
<15分>
18:50~20:00■第1議題 18年度全学協議会に向けて、各パートからの論点の提起<70分>
(1)大学の学びの高度化、キャンパス環境について(30分)
(2)国際化に伴う留学生をはじめとした多様な学生理解と支援について(20分)
(3)大学院教学について(20分)
20:00~20:28■第2議題 学費提起および2019年度全学協議会の開催について<28分>
(1)学部生、大学院生の学費提起について
(2)2019年度全学協議会開催と全学協議会の持ち方について
20:28~20:30まとめ・閉会

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2018.07.10

アカデミック・アドバイジングに関する学習会を開催

2018年7月9日(月)17:30から、学生部・教学部共催で教職員を対象にした学習会シリーズの1回目として、「アカデミック・アドバイジング学習会」を開催しました。今回は、2018年度全学協議会に向けて、学友会から初年次教育の充実の課題が提起され、大学が教育・学生支援施策として「学生一人ひとりの学びの動機づけ・習慣づけに向けた学習アドバイジングのしくみの構築」(学園通信特別号)を目指していることから企画されました。衣笠キャンパスをメインキャンパスとして、講師として高等教育、学修支援、アカデミック・アドバイジングを専門とする研究者である、清水栄子先生を愛媛大学よりお迎えしました。衣笠・BKC・OIC・APUを合わせ80名以上の参加があり、この分野に関する関心の高さが伺われました。

アカデミック・アドバイジングは学習者中心主義による展開が進む米国高等教育における実践が参考になると考えられることから、アカデミック・アドバイジングの背景、概要、事例紹介を踏まえた説明、その歴史的変遷やアカデミック・アドバイザーの役割と専門性の紹介、最後に日本の大学事情を踏まえて米国の実践から得られるヒントについて紹介がありました。学習会終盤は質疑応答の時間が設けられ、4会場から活発に質問が寄せられました。

参加者からは「アカデミック・アドバイジングの概要が非常に良く理解でき、体系的に学ぶことが出来た」、「本学でもこれまでの学修支援を踏まえながらどのような制度を作るのが良いか考える機会となった」、「質疑応答を踏まえて議論が深まり、実際の事例について回答を得られた」等の声があがりました。

学習会の様子
学習会の様子
清水栄子先生
清水栄子先生

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2018.06.29

学友会との「キャンパス環境に関する懇談会」を開催

2018年6月28日(木)18時から、衣笠キャンパスとびわこ・くさつキャンパス、大阪いばらきキャンパス、朱雀キャンパスをサテライトシステムでつなぎ、2018年度全学協議会に向けて、学友会からの論点の一つとなっているキャンパス環境に関する懇談会を開催しました。

学生を代表する学友会から、「学びを支えるキャンパスの質向上」の課題として、1)食環境の向上(食堂の回転率向上、食環境の多様化)、2)駐輪場の利便性向上、3)理系学生向けのぴあらの拡充、4)OICライブラリー蔵書の充実、5)無線LAN環境の充実、について論点提起がありました。大学からは、キャンパス計画室、財務部、図書館、学生部から参加があり、それぞれの論点に対する取り組み状況等について説明を行い、意見交換が行われました。

本日の懇談を受けて、学友会として議論を深めると同時に学友会主催でアンケートを実施し多くの学生の声や実態を整理した上で、全学協議会に向けた論点をまとめていく予定です。

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2018.06.25

学友会との「課外・学生生活支援に関する懇談会」を開催

2018年6月22日(金)13時から、衣笠キャンパスとびわこ・くさつキャンパス、大阪いばらきキャンパスをサテライトシステムでつなぎ、2018年度全学協議会に向けて、学友会からの論点の一つとなっている課外・学生生活支援に関する懇談会を開催しました。

学生を代表する学友会から以下の論点が出され、意見交換をしました。
1)安心・安全を求める具体的な施設修理・改修等について
特に体育会団体の活動環境を中心に、各キャンパスの課題や柊野・原谷グラウンドなどのオフキャンパスでの施設課題が出され、学友会と大学とで課題と今後の対処の方向性を共有しました。この中には、大学で購入した備品や各クラブで独自に購入した備品等があり、購入元を仕分けしつつ、早急に対処できるものと継続して改修について検討を行うものを一定整理しました。また、学友会から出された改善が必要な施設の中には、原谷グラウンドの屋根の修理など既に大学でも課題を把握し、修繕に向けて工事の予定があるものも含まれていたため、その状況を大学から学友会に説明をしました。

2)キャンパス禁煙化について
学友会からは、この間の大学のキャンパス禁煙の取り組みと今後の方向性についての確認がありました。大学からは、「2017年度の活動総括と2018年度活動方針」を説明する中で、2017年度中に大学で検討を実施した「火災防止のための管理エリアのあり方検討WG」の概要を説明しました。
こうした大学の取り組みを受け、学友会は学友会内で検討し、今後学友会としての見解や立場を整理し、明らかにすることとしました。

この懇談を踏まえ、引き続き学友会は全学協議会に向けた論点をまとめていく予定です。

課外・学生生活支援に関する懇談会
課外・学生生活支援に関する懇談会の様子

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2018.06.21

「2019年度・2020年度の立命館大学大学院博士課程前期課程、修士課程、一貫制博士課程(1・2年次)および専門職学位課程の学費」説明会を開催

2018年6月15日(金)15時30分から衣笠キャンパスにて「2019年度・2020年度の立命館大学大学院博士課程前期課程、修士課程、一貫制博士課程(1・2年次)および専門職学位課程の学費」説明会の院生協議会連合会への説明会を開催しました。
本学では、大学院教学の魅力を高め、大学院教育の実質化を進めることで、質的にも量的にも大学院教学を充実させることを立命館大学の R2020 後半期計画における重点課題とし、その政策の一環として博士課程前期課程、修士課程および一貫制博士課程(1・2 年次)の2017 年度および2018年度授業料減額を行いました。
この2017年度および2018年度の授業料を、2019年度、2020年度も継続することを判断し、院生協議会連合会に説明をしました。この継続の判断を行った背景として、2018年度大学院進学状況において、志願者・入学者数が大きく伸びており、このことは、本大学院の教育的取り組みや教学・研究環境が大学院受験を控えている大学生に伝わったことの成果の一つとして挙げられます。

説明を受け、院生協議会連合会からは、現行の授業料を維持する今回の提案について理解を示されたことに加えて、今後の大学院奨学金制度の方向性についての確認がありました。また、英語基準入学者や留学生が増加している中での、窓口等での多言語対応をさらに充実させることの必要性や、この解決策の一つとして2018年度より開設されたグローバルコモンズ、Beyond Borders Plaza「BBP」も活かした留学生支援のあり方などについて、問題提起がありました。このほか、院生協議会連合会は、院生共同研究室の座席数が十分でない点、TA(ティーチング・アシスタント)制度の各研究科での位置付けに関してこれまで以上にTAとして活躍できる機会が増やせないかという点について、問題意識を持っていることの報告・共有がありました。このように出された論点については、今後の全学協議会に向けた大学との懇談会・会議等で継続して協議を行っていくこととしました。
なお、博士課程後期課程、4年制博士課程および一貫制博士課程(3年次以上)については、第4期キャリアパス形成支援制度(2016年度~2020年度)として2020年度までの授業料をすでに決定(年額500,000円(学期250,000円))しています。

院生協議会連合会への学費に関する説明資料イメージ
院生協議会連合会への学費に関する説明資料

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2018.06.13

「学園通信-立命館大学の教育・学生生活充実に向けて-」説明会を開催

2018年6月12日(火)18時から、衣笠キャンパスとびわこ・くさつキャンパス、大阪いばらきキャンパスをサテライトシステムでつなぎ、2018年度全学協議会に向けて大学が発行する冊子「学園通信-立命館大学の教育・学生生活充実に向けて-」の学友会への説明会を開催しました。

学園通信では、前回2016年度全学協議会確認を受けた大学の取り組みや、2017年度からの学友会から出されている論点を掲載するとともに、2019年度以降の立命館大学における教育・学生支援の取り組みの方向性について提示をしています。大学からの説明を受けて、学友会からは、①今後予定されている教養教育改革に関して、教養教育は大学生が社会で活躍するための力を養うために重要であるとの観点から、改革の具体的な方向性についての質問、②授業外学習時間に関し、授業外学習時間の増大のために大切な点は、授業内において学生の「学ぶ意欲や関心をどのように高めるか」であること、③授業内の改善に関して、アクティブラーニングの手法を積極的に取り入れるなど、授業の進め方(方法論)の改善の取り組みが重要であること、以上3点の指摘がありました。このような論点について、学生を代表する学友会として議論を深め、今後の全学協議会に向けた大学との各種懇談会・会議等で協議を行う予定です。

学園通信は、7月から各学部の小集団クラス等で配布・説明の予定をしています。また、本WEBサイトでも公開します。

「学園通信-立命館大学の教育・学生生活充実に向けて-」イメージ
「学園通信-立命館大学の教育・学生生活充実に向けて-」

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2018.05.14

全学協議会サイト開設

この度、「立命館大学全学協議会サイト」を開設しました。
本サイトでは、2018年10月開催予定の2018年全学協議会に関するスケジュールをお知らせするとともに、全学協議会に向けた各議論の様子、論点をまとめた冊子などをアップしていく予定です。

また、過去の全学協議会での議論の結果、整えられた設備や制度などについて紹介する、事例紹介ページも開設しました。今ある設備や制度は、全学協議会で当時の学生と大学の議論によって整備されたものが多くあります。ぜひみなさんも、キャンパスづくりに参画してください。

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