宇宙地球フロンティア研究科への
期待の声

KDDI株式会社

未来の宇宙ビジネスを共に創造するパートナーとして大きな期待を寄せています

市村 周一 様

KDDI株式会社
先端技術企画本部 シニアエキスパート

※ 所属・役職は取材当時(2026年5月)のものです。

COMPANY PROFILE

会社概要

個人のお客さま向けへの通信サービスを中心に、金融・エネルギー・エンターテインメント・コマース・教育などの非通信サービスを拡充することで、新たな体験価値の提供を目指しています。法人のお客さま向けには、スマートフォンなどのデバイス、ネットワーク・クラウドなどの多様なソリューションに加え、「Telehouse」ブランドでのデータセンターサービスなどを提供しています。
宇宙分野においては、1960年代から衛星通信サービスで日本と世界をつなぎ、近年はau Starlink DirectなどStarlinkを活用したサービスも行っています。また、宇宙通信の進化構想として月通信サービス実現に向けた研究開発や、宇宙共創プログラム「MUGENLABO UNIVERSE」などのオープンイノベーションにも取り組んでいます。

宇宙地球フロンティア研究科の人材育成に対して、
企業としてどのような価値や魅力を感じますか?

当社は、Starlinkによる新たな体験価値の提供を行うため、社内外の様々な専門家と協力して社会実装に必要な活動に取り組んでいます。山口衛星通信所におけるアンテナの運用保守やITU-R(国際電気通信連合無線通信部門)での新たな制度作りにも取り組んでおります。「宇宙通信の進化構想」として地球と月をつなぐ通信環境の構築も目指しており、人類の活動圏拡大への挑戦に貢献したいと考えています。これらを実現するには、宇宙環境に関する理学的理解、通信機器や衛星システムといった工学的知見、そして制度対応を含む事業としての持続可能性を見据えたマネジメント力を俯瞰的に統合できる人材が不可欠であり、宇宙地球フロンティア研究科の「理学×工学×マネジメント」を横断する統合的な教育アプローチに非常に大きな価値と魅力を感じています。

また、実践的なプロジェクトベースで学べる環境は、これからの宇宙産業に求められる「システム思考」や「グローバルな協働力」を育む理想的な土壌であり、未来の宇宙ビジネスを共に創造するパートナーとして大きな期待を寄せています。

宇宙地球フロンティア研究科を修了した学生が貴社において
活躍できそうな職種やポジションについて教えてください

・衛星通信用地上局/宇宙機搭載通信システム/月面モバイル通信システムの開発・設計エンジニア
衛星通信サービスや地球と月をつなぐ通信環境の構築に向けて、地上局設備、通信方式、システム全体設計などに携わり、宇宙通信インフラの中核を担っていただきます。

・宇宙通信サービスの事業開発・企画担当
宇宙通信で生み出される先端技術やデータを活用し、宇宙・地上双方に向けた新たなサービスやソリューションを企画・創出する職種です。生成AI等、宇宙物理学や宇宙工学には含まれない技術を融合した事業開発や企画等にも取り組んでいただきます。
これらの職種は相互に連携しています。宇宙地球フロンティア研究科で培われる理学・工学・マネジメントを横断した俯瞰的な視点こそが、その連携を加速させる要になると確信しています。

どのような知識や能力がその職種・ポジションで活かせそうでしょうか?具体的なイメージがあれば教えてください。

・宇宙工学に関する専門知識
月面の過酷な温度変化や放射線環境に耐えうる通信機器を、材料工学の観点から開発したり、月のレゴリス特性を理解した上で通信環境を構築したりと、当社の先端技術開発において即戦力としての活躍が期待されます。

・システムズエンジニアリングおよびプロジェクトマネジメント能力
衛星、地上局、管制システム、さらにはエンドユーザーまでを含む複雑な宇宙通信システム全体を俯瞰し、設計・構築・運用を統合的に進めることで、プロジェクトを完遂に導く中核的な役割を担っていただくことができます。

・グローバルな視点とビジネス構想力
国際的な宇宙開発プロジェクトにおいて各国のパートナーと連携し、KDDIの通信技術を基盤とした新たな国際標準やビジネスモデルを構築するためには、多様な価値観を理解し協働する力が不可欠です。

MESSAGE

宇宙地球フロンティア
研究科を目指す
あなたへのメッセージ

社会に新たな価値を生み出すためには、理学や工学だけでなく、法制度・政策・経営・経済といった多様な分野が連携し合う、学際的な視点とアプローチが不可欠です。

宇宙地球フロンティア研究科では、こうした観点を重視したカリキュラムが整備されています。さらに、各専門分野の第一線で活躍する先生方がプロジェクトを通じて直接指導してくださる、他にはない学びの環境が用意されています。学問の枠を越えて新たな挑戦に取り組みたい方、ぜひこの環境で自らの可能性を広げてみることを強くお勧めします。