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2025.10.27
大学院授業 「スポーツ健康科学エグゼクティブレクチャーⅡ」 で九州大学名誉教授・京都橘大学教授の山口裕幸先生に講義をしていただきました
大学院授業「スポーツ健康科学エグゼクティブレクチャーⅡ」に、九州大学名誉教授・京都橘大学教授の山口裕幸先生をお招きして、講義をしていただきました。
チームを育成・強化するマネジメントの心理学、というタイトルのもとで、10月9日、16日、23日の全3回シリーズでした。第1回目は、企業やスポーツチームなどで生じがちな現象と具体的な事例を踏まえながら、効果的なチームマネジメントについての理論的なお話が展開されました。第2回目は、ラグビー日本代表チームの資料映像を用いて、チーム作りを支えるコミュニケーションとリーダーシップの観点からの意見交換や山口先生からの解説がありました。第3回目は、これからの時代を生き抜く組織・チームを創るためにどうするのか・・・心理的安全性をキーワードに、自由闊達な組織風土から生まれる創造的な活動、その実現に役立つ対話のあり方についてのお話がありました。
3回の講義を通して、日常の関わりや取り組みをいかに大切にできるかの重要性を改めて感じる時間になりました。その好事例は、いずれも理論にもとづいており、また同時に、その理論を現代社会に合わせて進化させていく可能性を秘めているようにも感じました。私たちに課せられていることは、持続可能な組織・チームづくりであるというメッセージをいただきました。この実現に向けて、どこまで現場で粘り強く取り組めるか、挑戦していきたいものです。
多くの示唆をいただいた山口先生に、心から感謝申し上げます。
2025.10.09
身体運動科学演習Ⅱ&スポーツ人文・社会科学演習IIにてキャリア企画を行い、OB/OGである角大地氏と渡辺史子氏にお話を聞きました
2025年10月9日(木)、大学院科目「身体運動科学演習Ⅱ」および「スポーツ人文・社会科学演習Ⅱ」(通称:合同ゼミ)において、キャリア企画を実施しました。
本企画では、立命館大学スポーツ健康科学研究科を修了された角大地氏(アシックススポーツ工学研究所)および渡辺史子氏(KDDIスマートドローン株式会社)にご登壇いただきました。
お二人からは、これまでのキャリア選択において重視してきたことや現在の仕事内容、仕事を進める上で大切にしている価値観などについてお話しいただきました。また、在学生に向けて熱いメッセージもいただき、学生にとって自身のキャリアを考えるうえで多くの示唆と刺激を得られる貴重な機会となりました。
ご講演いただいた角様、渡辺様に心より御礼申し上げます。
2025.10.16
大学院科目「スポーツ健康科学エグゼクティブレクチャー」に大塚慶輔氏(JFA, 元なでしこジャパン[サッカー日本女子代表] フィジカルコーチ、株式会社ライフパフォーマンス 代表取締役 CEO)をお招きし、講義をしていただきました
2025年10月2日、9日、16日の3日間にわたり、大学院科目「スポーツ健康科学エグゼクティブレクチャー」に大塚慶輔氏をお招きし、講義を実施しました。
1日目は、大塚さんのこれまでのキャリアパス、サッカー日本女子代表のフィジカルコーチとしての活動内容、そして会社の取締役代表としての業務についてお話しいただきました。その中で、仕事を進めるうえで大切にされていることや、プロとして現場で成果を出すために必要な姿勢について、数多くの事例を交えてお話しいただき、熱意にあふれるご講義となりました。学生にとって大きな刺激となりました。
2日目は、大塚さんから提示された課題に対して学生がグループワークに取り組み、3日目にはその成果をプレゼンテーションとして発表しました。各グループの発表に対し、大塚さんからは一つひとつ丁寧に、そして熱意をもってご指導・ご助言をいただきました。
この3日間の講義は、学生にとって非常に有意義で、学びの多い貴重な機会となりました。大塚さん、本当にありがとうございました。
2025.10.20
本研究科院生がリサーチプロプロポーザルコンテントにて大賞ならびに優秀賞を受賞しました!
大賞は博士課程後期課程3回生 永原 悠利さん。優秀賞は、博士課程前期課程2回生 西澤 尚弥さん。
このコンテストは立命館大学キャリアパス推進室が主催し、50名を超える応募がありました。
発表会は、10月18日に、学園創始155年・学園創立125周年記念式典が行われた国立京都国際会館にて、「大学院生 先進研究発表会」として開催されました。
おめでとうございます!
2025.10.10
立命館大学スポーツ健康科学部・大学院同研究科は 2025年に創設15周年を迎えます!!
これを記念し卒業生・修了生・関係者の皆様を対象に、記念シンポジウムおよび同窓会パーティーを開催します。
懐かしい仲間との再会を楽しみながら世代を超えた絆を深めるひとときをお楽しみください。
■開催概要
日時:2025年11月29日(土)12:30〜17:30(事前予約制)
会場:立命館大学 ローム記念館
PART 1(シンポジウム):4階 大会議室
PART 2(卒業生によるセッション):4階 大会議室
PART 3(同窓会パーティー):3階 レセプションホール
※各PARTごとに参加可
※途中入退場可
※シンポジウムは参加費無料
同窓会パーティーのみ参加費が必要です。
■同窓会パーティー参加費
在学生 1,200円
卒業・修了生 2,750円
教職員 6,000円
※お申し込み後、メールにて参加費のお支払い方法についてご連絡いたします。
■参加申込
申込期間:2025年9月20日(土)〜11月25日(火)
2025.10.01
スポーツ健康科学グローバルレクチャーⅠの授業にてブリティッシュコロンビア大学のJonathan Little先生に講義をしていただきました。
立命館大学大学院では、カナダ・ブリティッシュコロンビア大学のJonathan Little教授を招き、「高強度インターバルトレーニング(HIIT)を通じて学ぶ運動生理学」集中講義を開講しました。本講義では、運動時のエネルギー代謝や心肺応答の基礎から始まり、VO₂max測定データを用いたグループ演習を通じて、科学的なデータ解釈やプレゼンテーションスキルを実践的に磨きました。
また、HIITの多様なプロトコルや分子メカニズム、さらには糖尿病や心疾患、パーキンソン病といった臨床領域での応用まで幅広く学習しました。さらに「運動の効果を薬で代替できるか」という議論や知識伝達(Knowledge Translation)活動にも取り組み、科学的知見を社会へ届ける視点も養いました。本講義を通じて学生は、研究能力のみならず国際的な視野と科学コミュニケーション力を培う貴重な機会を得ました。
2025.9.19
2025/10/2(木)~ 博士課程前期課程および博士課程後期課程(11月入試)の出願を開始します。
博士課程前期課程および博士課程後期課程
(2025年11月実施)入学試験の出願開始についてお知らせ致します。
試験日 :2025年11月8日(土)
出願開始:2025年10月2日(木)~2025年10月16日(木)
※出願は「Ritsu-Mate」を登録の上、出願書類の提出(郵送のみ)が必要です。
※出願書類の提出は、郵送に限ります。
日本国内からの郵送に限り、出願期間最終日の消印有効です。
日本国外からの郵送の場合は、出願期間最終日必着で出願書類の郵送手配を行ってください。
詳細 :立命館大学大学院入試情報サイト(入試要項および過去問題等が確認できます)
お問合せ: 立命館大学スポーツ健康科学部事務室(研究科担当)spoken3@st.ritsumei.ac.jp
2025.09.02
10/2(木)スポーツ健康科学研究科「進学・入試説明会」を開催します!
2025.08.25
大学院博士課程前期課程1回生の林理紗さんが (一社)日本運動・スポーツ科学学会 国際健康・スポーツ分科会第23回大会で奨励賞を受賞しました!
2025年8月23日・24日、広島大学東広島キャンパスにて(一社)日本運動・スポーツ科学学会 国際健康・スポーツ分科会第23回大会が開催されました。
今大会において、「ルワンダの前期中等教育における体育カリキュラムと体育授業に関する検討:ルワマガナ郡の事例研究」という演題で発表した山平芳美研究室 博士課程前期課程1回生の林 理紗さんが奨励賞を受賞しました!
おめでとうございます!
2025.07.30
立命館大学スポーツ健康科学部・大学院同研究科 15周年記念シンポジウム in Tokyo 開催のお知らせ
スポーツ健康科学部15周年記念シンポジウムを2025年9月20日(土)13:00~16:00に開催いたします。
「未来を拓く人財像」をテーマに、立命館大学客員教授の西山 昭彦 先生の特別講演や、卒業生・修了生によるパネルディスカッションが行われます。多様で多彩なキャリアの先輩方のお話を聞ける機会となりますので、より多くのみなさんのご参加をお待ちしております。
会場は東京キャンパスにて開催いたします。オンラインでのご参加もできますので、お申込み等詳細につきましては、添付のご案内PDFをご覧ください。
●下記リンクもしくはQRコードからお申込みができます。
お申込みフォーム(QRコード)
2025.07.24
「スポーツ健康科学グローバルレクチャーII」にて、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校 井上雄平先生にお越し頂き、授業を実施しました。
大学院の新カリキュラム「スポーツ健康科学グローバルレクチャーII」は、スポーツ健康科学(人文・社会学系)に関わる研究の第一線で活躍している学外の研究者によるレクチャー、さらにはディスカッションなどを通じて、最新の研究や世界の研究の動向について知識を得るとともに、研究の推進に必要な思考体系や遂行力を養うことを目的としています。
2025年度は、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校でスポーツ経営学がご専門の井上雄平先生にzoomを活用した講義6回、また、本学にもお越しいただき8回にわたり対面で講義を実施していただきました。
スポーツマネジメント概論にはじまり、スポーツプロダクト、スポーツ組織・組織文化、スポーツにおける戦略的計画・戦略的方向性、スポーツ組織としての社会的責任(CSR)、などをテーマとした講義やグループ学習(ディスカッションと発表)、プレゼンテーションを行いました。受講生には、各講義のテーマに関連した文献を読んでくることが事前学習として課されました。各テーマに関連する講義内で、どういったアイデアや考えを持つのか、事前に読んだ文献内容も含め個人やグループで発表しながら知識や思考を深めていきます。
個人やグループでディスカッションしながら、テーマに基づいて発表していきます。
井上先生からは受講生の発表内容やコメントに対して、受講生に改めてテーマの内容について問い直したり考えを再確認したりしていただきながら、グループ毎や一人ひとりに対して大変丁寧にフィードバックや講評をしていただきました。
講義、文献を読む事前学習、ディスカッション、発表、CSRに関するプレゼンテーション、全ての場面で英語を活用して実施となりましたが、受講生にとってスポーツマネジメントに関する最新の研究や知識を得る貴重な機会になりました。
井上雄平先生、ありがとうございました。
2025.07.15
2025年度 科目等履修生・聴講生の申請について
2025年度科目等履修生・聴講生の申請について、
ご希望の方は、下記URLより要項をご確認の上、WEB申請を行ってください。
【申請受付期間】2025/9/4(木)9:00 ~ 2025/9/8(月)17:00
2025年度の受講可能科目は、下記の通りとなります。
各科目の詳細は、オンラインシラバスにてご確認頂くことができます。
<要項・WEB申請・オンラインシラバスのリンク>
<受講可能科目>
2025.07.15
2025年度 研修生・研究生出願受付について
2025年度の研修生・研究生出願受付について、下記の通り、実施いたします。
出願希望の方は、要領をよく確認の上、オンラインで申請を行ってください。
<要項>
<オンライン申請>※リンクは申請期間のみ有効
▶在学生の方は、下記URLより申請ください。
https://cw.ritsumei.ac.jp/campusweb/SVA40D0.html?key=LNG20250218095738760103280
▶在学生以外の方は、下記URLより申請ください。
https://rw.ritsumei.ac.jp/survey/guest/SVA4FD0.html?key=LNG20250218095947466103280
<申請期間>
2025/9/5(金)9:00 ~ 2025/9/11(木)17:00
2025.07.15
スポーツ健康科学キャリアプロジェクトの授業に、株式会社電通コーポレートワン事業開発推進室で、本学の客員准教授でもある片山智弘氏をお招きしました。
6月19日および7月10日、スポーツ健康科学キャリアプロジェクトの授業に、株式会社電通コーポレートワン事業開発推進室で、本学の客員准教授でもある片山智弘氏をお招きしました。
この授業では、「立命館大学大学院スポーツ健康科学研究科の英知を活かし、人々のwell-beingに貢献するビジネスプランを作成する」という課題に取り組みました。6月19日は、この課題に取り組むにあたり、ビジネスプラン作成のポイントについてお話しいただきました。また、大学院生としてのキャリアの考え方についてもお話しいただきました。
7月10日は、ビジネスプランについてグループ発表を行い、発表の場にご参加いただき、質問やコメントをしていただきました。また、全体を総括して講評もしていただきました。
今回の授業を通して、AIの活用が急速に進む社会でどのようにAIと付き合うべきか、大学院での「検証」の考え方を社会でどのように活かすことができるか、「視野」や「想像力」を培うための「越境」とは何かについてお話しいただき、社会に出てからも重要な視点を教えていただきました。
ご講演、誠にありがとうございました。
2025.07.09
本研究科博士課程前期課程2回生橋本海斗さんの研究が「Scientific Reports」に原著論文として掲載されました。
スポーツ健康科学研究科博士課程前期課程2回生の橋本海斗さんが、スポーツ健康科学部教授・橋本健志先生、本学総合科学技術研究機構専門研究員・道羅絢斗先生、スポーツ健康科学研究科博士課程後期課程・村上嘉野さん、松村哲平さん、スポーツ健康科学研究科博士課程前期課程卒業生・蘇楊さん、スポーツ健康科学研究科博士課程前期課程・I Wayan Yuukiさんと共同で取り組まれた研究論文「Positive impact of a 10-min walk immediately after glucose intake on postprandial glucose levels」が、「Scientific Reports」に原著論文として掲載されました。
食後高血糖は、心血管疾患や認知症の発症リスクを高める重要な因子であり、その抑制は健康維持において極めて重要です。運動は血糖コントロールに効果的であることが広く知られており、食事30分後に30分間歩行の実施が推奨されております。しかし、忙しい生活の中で毎食後に30分間の歩行を継続するのは難しいと感じる人も少なくありません。
そこで本研究では、健康な若年成人12名を対象に、安静条件、食事直後10分間歩行条件、これまで推奨されてきた食事30分後30分間歩行条件の3条件を比較しました。その結果、わずか10分間の歩行でも、食事直後に開始することで、食後2時間にわたる血糖値の上昇・血糖の平均値・ピーク値を有意に抑制できることが示されました。
本研究の成果は、より多くの人が日常生活に取り入れやすい「短時間かつ汎用性の高い運動様式」の有用性を示すものであり、妊娠中の方や高齢者など、長時間の運動が難しい方にも応用可能なシンプルかつ実用的な戦略として期待されます。また、日本の健康ガイドライン「アクティブガイド」が推奨する「+10(プラステン)」“今より10分多く身体を動かそう”という方針の食後高血糖対策に対する新たな科学的根拠となるものです。
2025.07.03
【再掲】7/10(木)スポーツ健康科学研究科「進学・入試説明会」を開催します! 
2025.07.01
【公聴会】スポーツ健康科学研究科博士学位授与申請論文(2025年度9月授与予定)に関わって
各位
標記、スポーツ健康科学研究科博士課程後期課程における2025年度9月授与予定の博士学位授与申請論文について、
【公聴会】を開催いたします。参加希望者の方は、添付の「公示」より詳細情報を確認ください。
以上
2025.06.30
本研究科博士課程後期課程3回生村上嘉野さんの研究が「Brain, Behavior, & Immunity - Health」に原著論文として掲載されることが決定しました。
スポーツ健康科学研究科博士課程後期課程3回生で、本学RARA学生フェローの 村上嘉野さんが、スポーツ健康科学部教授 橋本健志先生、University of California (UCLA) School of Medicine 教授のSteve Cole博士と共同で取り組まれた研究論文「Parasympathetic nervous activity and CTRA gene expression among healthy young adults in Japan」が、「Brain, Behavior, & Immunity - Health」に原著論文として掲載されることが決定しました。
これまで西洋国家において、副交感神経機能(Parasympathetic nervous system: PNS)は、社会的孤立や死別、孤独、心理的ストレスと深く関連する炎症関連遺伝子群 (Conserved Transcriptional Response to Adversity: CTRA) の抑制に寄与する可能性が示唆されてきました。しかしながら詳細な解析により、PNS-CTRAの関連性は人種間で異なる可能性が指摘されています。実際にPNS、CTRAは共に、人種・文化的な差異が生じる心理的特性とも相互に関連する心理生理的因子ですが、これまでのところ、日本を含む東洋文化圏におけるPNS-CTRAの関連性は検討されてきませんでした。
本研究では、西洋とは異なる文化・価値観が根付く東アジアに属する日本の若年健常者を対象に、PNS-CTRAの関連性を検討しました。
研究の結果、PNSを反映する心拍変動 (Heart rate variability: HRV)の高さ は、先行研究と同様に、CTRA の低下に関連することが明らかになりました (解析では年齢、性別、BMI、飲酒・喫煙習慣を考慮) 。この結果から、心身のホメオスタシス維持に働く神経-免疫 (PNS-CTRA) の連関は、異なる価値観を有する文化間でも共通していることが示唆されました。
2025.06.30
本研究科博士課程前期課程2回生中尾鼓太朗さんがACSM Annual Meeting 2025でInternational Student Awardを受賞しました!
2025年5月27~30日、アメリカ合衆国ジョージア州アトランタにて ACSM Annual Meeting 2025(アメリカスポーツ医学会年次総会)が開催されました。
スポーツ健康科学研究科博士課程前期課程2回生の中尾鼓太朗さんは、スポーツ健康科学部教授 家光素行先生、田畑泉先生、立命館グローバル・イノベーション研究機構助教 藤江隼平先生と取り組まれた研究成果について、「Molecular phenotypes in physiological cardiac hypertrophy induced by different exercise modes in rats」という演題で発表しました。
ACSM Annual Meetingでは毎年1500件を超える研究発表が行われますが、中尾さんは米国外の学生を対象に授与される国際学生賞(International Student Award)の受賞者として、3名のうちの1人に選ばれました。

