人材育成目的・ポリシー

博士課程前期課程

人材育成目的

国際関係学の専門知識と異文化間の媒介能力とに裏打ちされた学際的・複眼的な視点に立ち、国際社会における秩序や平和の構築、持続可能な開発・協力の促進、多文化社会の諸課題の解決などの課題について専門家としての分析力を有する人材を育成することを目的とする。

ディプロマ・ポリシー

国際関係研究科は、グローバル化する現代社会を、政治、経済、文化・社会のそれぞれの側面において、学際的な社会科学のアプローチで解明する国際関係学の研究者、および国際関係学の専門知識をそなえ、国際社会で活躍する職業人を育成することを目的とし、下記の通り、課程の修了時点において学生が身につけるべき四つの能力(教育目標)を定める。

これらの諸能力の獲得は、博士前期課程においては、カリキュラム・ポリシーおよびカリキュラム・マップに基づいて研究科が定める必要単位を取得し、修士論文の評価基準に基づく審査に合格したときに達成される。

  1. (関心・意欲・態度)
    自らの研究を学術論文として展開することを念頭に、専門領域に関する現在の研究状況について強い関心を持つことができる。
  2. (思考・判断)
    国際関係学の学知に基づいて国際関係の諸問題の分析を遂行することができる。
  3. (知識・理解)
    専門領域および研究対象に関する知識を有し、その知識に基づく分析を遂行することができる。
  4. (技能・表現)
    広義の社会科学の諸方法を構成する諸技能(文献読解、質的・量的な資料調査などの諸技能)を有し、研究の推進に必要な実践的語学力を使って研究を遂行し、またその成果を公表することができる。
論文評価基準
  1. 規定の分量を守っているか。
  2. 論文としての形式が整っているか。
  3. 規定に則った要約が添付されているか。
  4. 先行研究を十分に踏まえているか。
  5. 実証的研究の場合は、事実把握が正確であるか。理論的研究の場合は、諸理論の概要が充分整理されているか。
  6. 論文の構成がととのっており、論旨が一貫しているか。
  7. 修士論文に相応しい一定の独創性があるか。
  8. 口頭試問における論文についての応答は適切であったか。

カリキュラム・ポリシー

国際関係研究科博士課程前期課程では、ディプロマ・ポリシーで示した教育目標を達成するため、以下の方針にて教育課程を編成する。

  1. (関心・意欲・態度)
    自らの研究を学術論文として展開することを念頭に、専門領域に関する現在の研究状況について強い関心を持つことができる。
  2. (思考・判断)
    国際関係学の学知に基づいて国際関係の諸問題の分析を遂行することができる能力を獲得するためにコア科目/Core科目を置く。
  3. (知識・理解)
    専門領域および研究対象に関する知識を有し、その知識に基づく分析を遂行する能力を獲得するためアドバンスト科目/Advanced科目、地域研究科目/Area Studies科目を置く。
  4. (技能・表現)
    広義の社会科学の諸方法を構成する諸技能(文献読解、質的・量的な資料調査などの諸技能)を有し、研究の推進に必要な実践的語学力を使って研究を遂行し、またその成果を公表する能力を育成するために、アドバンスト科目/Advanced科目、特別演習/Advanced Seminarを置く。

アドミッション・ポリシー

国際関係学の専門知識と異文化間の媒介能力とに裏打ちされた学際的・複眼的な視点を身に付け、国際社会における秩序や平和の構築、持続可能な開発・協力の促進、多文化社会の諸課題の解決などの課題について専門家として分析する力を培う志をもつ学生を求める。

博士課程後期課程

人材育成目的

国際関係学の専門知識と異文化間の媒介能力とに裏打ちされた学際的・複眼的な視点に立ち、国際社会における秩序や平和の構築、持続可能な開発・協力の促進、多文化社会の諸課題の解決などの課題について、独創的な知的分析を行う力を有する人材、および高度な専門家として実践的な課題解決に貢献する力を有する人材を育成することを目的とする。

ディプロマ・ポリシー

国際関係研究科は、グローバル化する現代社会を、政治、経済、文化・社会のそれぞれの側面において、学際的な社会科学のアプローチで解明する国際関係学の研究者、および国際関係学の専門知識をそなえ、国際社会で活躍する職業人を育成することを目的とし、下記の通り、課程の修了時点において学生が身につけるべき四つの能力(教育目標)を定める。

これらの諸能力の獲得は、博士課程後期課程においては、カリキュラム・ポリシーおよびカリキュラム・マップに基づいて研究科が定める必要単位を取得し、博士論文の評価基準に基づく審査に合格したときに達成される。

  1. (関心・意欲・態度)
    自らの研究を高い専門性を持つ学術論文として展開することを念頭に、専門領域および隣接領域に関する現在の研究状況について広い関心を持つことができる。
  2. (思考・判断)
    国際関係学の学知に基づいて国際関係の諸問題の高度な分析を遂行することができる。
  3. (知識・理解)
    専門領域および研究対象に関する高度な知識を有し、その知識に基づく高度な分析を遂行することができる。
  4. (技能・表現)
    広義の社会科学の諸方法を構成する高度な諸技能(文献読解、質的・量的な資料調査などの諸技能)を有し、研究の推進に必要な高度な語学力を使って研究を遂行し、またその成果を公表することができる。
論文評価基準
  1. 規定の分量を守っているか。
  2. 論文としての形式が整っているか。
  3. 規定に則った要約が添付されているか。
  4. 先行研究を十分に踏まえ、研究テーマの適切な学問的意義が説明されているか。
  5. 実証的研究の場合は、事実把握が正確であるか。理論的研究の場合は、諸理論の概要が充分整理されて、批判的に総合され、検討されているか。
  6. 論文の構成に体系性があり、論旨が一貫しているか。
  7. 博士論文に相応しい高度な独創性があるか。
  8. 公聴会における論文についての応答は適切であったか。

カリキュラム・ポリシー

国際関係研究科博士課程後期課程では、ディプロマ・ポリシーで示した教育目標を達成するため、以下の方針にて教育課程を編成する。

  1. (関心・意欲・態度)
    自らの研究を高い専門性を持つ学術論文として展開することを念頭に、専門領域および隣接領域に関する現在の研究状況について広い関心を持つことができる。
  2. (思考・判断)
    国際関係学の学知に基づいて国際関係の諸問題の高度な分析を遂行する能力を獲得するために研究指導演習を置く。
  3. (知識・理解)
    専門領域および研究対象に関する高度な知識を有し、その知識に基づく高度な分析を遂行する能力を獲得するために研究指導演習を置く。
  4. (技能・表現)
    広義の社会科学の諸方法を構成する高度な諸技能(文献読解、質的・量的な資料調査などの諸技能)を有し、研究の推進に必要な高度な語学力を使って研究を遂行し、またその成果を公表する能力を獲得するために研究指導演習を置く。

アドミッション・ポリシー

所定の期間中に博士号を取得することを目指し、国際関係学の専門知識と異文化間の媒介能力とに裏打ちされた学際的・複眼的な視点を身に付け、国際社会における秩序や平和の構築、持続可能な開発・協力の促進、多文化社会の諸課題の解決などの課題について、独創的な知的分析を行う力、および高度な専門家として実践的な課題解決に貢献する力を培って、修了後には、大学などの高等教育・研究機関における教育・研究職、および各種の国際機関を含む、高度な専門的知識を要する職に就くことを志す学生を求める。