履修モデル・
スケジュール

履修モデル

履修モデル:Aさんの研究テーマ アフリカの紛争解決に対する
文化・経済が持つ影響

アフリカの紛争解決には国際政治の役割が重要だと考えたAさんは、グローバル・ガバナンスクラスターの国際政治理論や紛争解決に関わる授業を中心としながら、民族問題や国際経済については別クラスターの授業を履修し、より包括的な分析視角の修得を目指しました。

1st semester 2nd semester 3rd semester 4th semester
特別演習 特別演習 特別演習 特別演習
国際関係論 比較政治論 国際移民論 ジャーナリズム論
アフリカ研究 平和構築論 国際機構研究
国際機関セミナー 民族・文化論 デモクラシー研究
アカデミック・ライティング
(日本語)
リサーチメソッド・
リサーチデザイン
Professional Training;
International Cooperation

履修モデル:Bさんの研究テーマ 再生可能エネルギーによる
二国間外交

再生可能エネルギー外交の実務家を目指すBさんは、サステイナブル開発クラスターから環境と経済の授業を中心に履修するのと同時に、別クラスターの授業から日本語や統計的手法を学習し、現場で必要になる知識の修得と問題構築力の発展を目指しました。

1st semester 2nd semester 3rd semester 4th semester
特別演習 特別演習 特別演習 特別演習
国際協力論 比較政治論 開発経済学 国際法
東南アジア研究 環境政策論 国際政治経済学
国際機関セミナー 国際経済学 地域経済統合
アカデミック・ライティング
(日本語)
リサーチメソッド・
リサーチデザイン
南アジア研究

履修モデル:Cさんの研究テーマ 欧州と中東の移民問題から
見る多文化社会

Cさんは、現在の移民問題が報道に大きく左右されていると考え、移民問題に揺れる欧州と中東との関係を軸に文化・社会・メディアクラスターの授業を履修しつつ、グローバル・ガバナンスクラスターの授業から国際政治を学び、重層的に社会現象を考察する方法を探求しました。

1st semester 2nd semester 3rd semester 4th semester
特別演習 特別演習 特別演習 特別演習
世界社会理論 多元文化論 民族・文化論 ジェンダー論
デモクラシー研究 ジャーナリズム論 国際移民論
中東研究 ヨーロッパ研究 国際人権法
アカデミック・ライティング
(日本語)
リサーチメソッド・
リサーチデザイン
Research Training

2年間の履修スケジュール

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論文指導体制

大学院生は第一セメスターから最終セメスターまで、いずれかのゼミに所属し、毎週のゼミの中で指導教員より指導を受けます。修了までのプロセスは、修士1回生時の終わりにM1論文を、修了時に修士論文を、執筆するという流れです。M1論文と修士論文提出前には、指導教員と副指導教員による研究進捗報告会が実施され、執筆完成に向けての建設的な意見交換や指摘を受ける有効な機会が本研究科の研究指導システムとして設けられています。そのため、修士論文執筆に不安を抱える方をサポートする丁寧な仕組みが整っています。

修了要件

2年以上在学(在学期間に含まれる留学を含む)し、必要な単位を修得した上で、修士論文を提出し、本学大学院の行う修士論文の審査および試験に合格して頂くこととなります。

科目分野は、コア科目/Core科目、アドバンスト科目/Advanced科目、特別演習/Advanced Seminar(ゼミ論文指導)、地域研究科目/Area Studies科目で構成されます。修了にあたって必要な単位は、コア科目/Core科目から4単位以上、アドバンスト科目/Advanced科目から12単位以上、地域研究科目/Area Studies科目から2単位以上、特別演習/Advanced Seminar(ゼミ論文指導)から4単位以上をそれぞれ履修し、合計の総修得単位数は30単位となります。なお、自由科目/Optional科目は修了に必要な単位数には算入されません。

科目分野 必要単位数
コア科目/Core科目 4単位以上
アドバンスト科目/Advanced科目 12単位以上
特別演習/Advanced Seminar(論文指導) 4単位以上
地域研究科目/Area Studies科目 2単位以上
合計/Total 30

学修ツール

『Ritsumeikan Guide to Guides for Academic Writers 2020』(第3版)の電子版をアップロードしています。在学生の皆さんが、学修を進める上で有益な情報を掲載しています。ご活用ください。