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公開セミナー「鏡を通した―カナダのアイデンティティと1812年戦争」 が開催されました

5月8日公開講座 報告要旨

 58日(木)、衣笠キャンパスにて、オタワ大学(カナダ)よりクレア・テュレネ・ショーランダー教授を特別講師として招き、「鏡を通した―カナダのアイデンティティと1812年戦争」(主催:立命館グローバル・イノベーション研究機構「オール立命による学際統合型平和研究拠点」共催:立命館大学大学院国際関係研究科)と題した公開講演会を行った。

 ショーランダー教授の講演は、カナダの外交政策の根本的神話が現保守政権によってどのように再構成・再構築されているのかに焦点を当てるものであった。2年前に行われた1812年戦争の開戦200年を祝う一連の行事から、平和維持国から戦士の国へと変化しつつあるカナダのアイデンティティの再構築と強化プロセスを考察し、その背景にどのような政治的アジェンダがあるのかが論じられた。

 講演会にはおよそ70名の学生や教員が参加し、ショーランダー教授の機知に富む洞察と詳細な内容に聞き入った。講演後は複数の質問があがり、活発な議論が行われた。

詳細はこちらhttps://www.ritsumei.ac.jp/ir/db/index/pdf/Sumarry_of_Public_Talk_J.pdf

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