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セミナー報告:「和解理論と東アジア情勢」

セミナー報告:「和解理論と東アジア情勢」

5月7日(木)、衣笠キャンパス恒心館において、イギリスのコベントリー大学より
Alan Hunter教授(同志社大学客員教授)をお招きして、「和解理論と東アジア情勢」と題した講演会を行った。

本講演は、東アジアの地政学的観点から日中関係に焦点をあて、近年問題化している両国間の和解を論じるものであった。
Hunter教授は、まず日中関係の現状を分析し、現実的で達成可能な和解の方法を模索すべきだと主張した。
その上で、政治的な解決策が見いだせない中、市民レベルの文化的、
経済的交流が進む両国の相互依存関係を指摘し、両国間の和解に対して楽観的な見方を示した。

講演会は、国際関係研究科と立命館グローバル・イノベーション研究機構との共催で行われた。
およそ50人の学生が参加し、積極的に議論に加わった。

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