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セミナー報告:ラオス北部における植生動態と地域住民のリスクマネージメント

64()、名古屋大学より広田勲氏をお招きし、衣笠キャンパス恒心館において「ラオス北部における植生動態と地域住民のリスクマネージメント」と題するセミナーを開催した。

セミナーでは、近年の経済発展によって、ラオス北部の自然環境に依存する人々の生業形態が大きく変化していることが報告された。広田氏は、こうした変化は焼畑システムの柔軟性を喪失させる結果となり、それに伴って焼畑地における豊富な植物資源、生物多様性を失うことに繋がる危険性を指摘した。

セミナーは、国際関係研究科と立命館グローバル・イノベーション研究機構との共催で行われた。およそ50人の学生が参加し、熱心に講演に聞き入った。

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