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2015年5月23日(土)に森永卓郎氏を立命館大学、恒心館に招いて講演会を開催いたしました。

2015年5月23日(土)に森永卓郎氏を立命館大学、恒心館に招いて講演会を開催いたしました。

森永氏は、「年収300万円時代を生き抜く経済学」を始めとする著作で知られ、 今回の講演では、「所得格差はなぜ生まれているのか」をテーマとし、現在の日本の所得格差の現状と課題について、ご自身の経験談や分かりやすい解説をもとに語って頂きました。

所得格差は今の日本社会のあり方 —新自由主義— に起因するものとし、新古典派経済学の労働資本説から古典派経済学の労働価値説への回帰を訴え、今後この問題を深刻化させないための処方箋として、政策の方針転換を訴えられました。

お話はこれだけに留まらず、ご自身のコレクターという側面から世界のボトルキャップの土コレクターを例に挙げて、英語を上手に話せなくても熱い思いがあれば通じ合うことが出来るという「森永流グローバル化」も説かれました。

土曜日の午前9時からの講演であったにも関わらず、講演会場が溢れるほどの学生・教職員が集まり、森永氏のユニークなお話を聞き入っていました。

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