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【受講生募集中】
2013年度 立命館国際公務員セミナー
「キャリアとしての国際公務員」

2013年度 立命館国際公務員セミナー「キャリアとしての国際公務員」を開催します。2014年2月21
日、28日、3月8日の全3回、立命館東京キャンパスで開催します。募集締切は2月7日(金)となっています。国連機関を中心に国際協力のキャリアを目指す社会人、大学院生、大学生のみなさん、ぜひご参加ください。

開催概要

開催スケジュール: 2014年2月21日、28日(金)、19:00〜21:00 

             2014年3月8日(土)、13:00~16:30

場所: 立命館東京キャンパス

募集人員: 30名
受講料: 15,000円
受講対象: 国連機関を中心に国際協力のキャリアを目指す社会人、大学院生、大学生

募集期間: 2014年1月6日(月)~2月7日(金)

応募方法

以下の内容をご記入の上、E-mailにて送信して下さい。

  1. 氏名(ふり仮名)
  2. 住所
  3. 電話番号
  4. Eメールアドレス
  5. 所属(勤務先、学校等)
  6. 受講希望理由(簡単で構いません)

irtokyo@st.ritsumei.ac.jp(国際関係学部事務室)

●受付後、受講料納付方法などの詳細をお伝えいたします。
●立命館大学・大学院卒業・修了生の方はその旨お知らせください。

[お問い合わせ]
立命館大学国際関係学部事務室・国際公務員セミナー係
TEL 075-465-1211
E-MAIL irtokyo@st.ritsumei.ac.jp

開講日程および各回テーマ[全3回]

第1回 2月21日(金) 国際公務員の仕事と職場(具体的業務と組織文化)・キャリアとしての国際公務員(資格と資質、キャリア・ディベロップメント等)

専門性を重視する国際公務員の具体的な業務、即ち、平和、安全保障から経済、社会開発、組織のマネージメントまで多様な国際機関の業務について解説する。 併せて、コミュニケーションのスタイル、意思決定の仕方など日本とは異なる国際機関の組織文化についても説明を行う。 国際公務員に求められる資質と資格、学歴や実務経験等国際機関に就職するために必要とされる条件について解説する。さらに、国際機関での採用や雇用態、 キャリア・ディベロップメントまで具体的に紹介する。

第2回 2月28日(金) 国際公務員として働いて

概論的な広角度から離れ、より鋭角に国連の中でも開発分野、特にUNDPを例にとって、「入るまで」の具体的なノウハウ、そして「入った後」に焦点を当て る。入るまでの自己アピールと履歴書の書き方、インターンシップ、大学院、語学の重要性、そして入った後での現場での仕事の具体例、組織内でのキャリア開 発、個人プレーをしながらの集団行動、組織における人脈形成の重要さとその危険性などの点についてカバーする。

第3回 3月8日(土) 国際公務員になるために(応募方法と面接の受け方等)、Q&Aセッション

 国際機関への応募の仕方、応募書類の記載方法、面接の受け方など国際機関の採用にかかわる具体的なノウハウについて、国連事務局、その他国連機関等の実例に即して説明を行う。各回の受講生からのリクエストに応え、通常講義終了後に新たにQ&Aセッションを設けます。授業で聞ききれなかった質問を中心に、教員や参加者の交流が深まるセッションを予定している。

プログラム担当者

講師は、国際機関での経験豊かな立命館大学国際関係研究科教員ほか、国際機関等の職員がつとめます。

石原直紀

グローバル化が拡大,深化する今日の国際社会において、国際機関の存在は一層重要性を増しています。同時に、国際機関で仕事をする国際公務員という仕事もますます注目されるようになってきています。とは言え、国際公務員の仕事の実態については、必ずしも広く知られているわけではないようです。本セミナーでは、国際公務員の仕事とは具体的にどのようなものなのか、国際公務員になるためにはどんな資格や資質が求められるのか、どのようなキャリア・ディベロップメントが期待できるのか等、職業としての国際公務員について理解を深めていただきたいと思います。国際機関は、世界から集まった人々が国際公務員としてのプロフェッショナリズムを共有し、平和やより公正な国際社会の実現という目標に挑むユニークでダイナミックな職場でもあります。このセミナーをきっかけに多くの人に「国際公務員」という職業にチャレンジしていただけたらと思います。
いしはら・なおき……立命館大学国際関係学部教授。 1983年から3年間日本政府国連代表部で専門調査員として勤務。その後国連事務局に転じ国際公務員として約15年間勤務。 国連システムに属する諸機関の経済社会分野の活動調整、カンボジアでの平和維持活動、平和維持活動予算などの仕事に携わる。 2005年から立命館大学に勤務し、学部で「国際連合入門」、大学院で「国際機関ワークショップ」などを担当

宮口 貴彰

「国際公務員」や「国連」が持つイメージは概してある種の霧がかかったような状態ではないだろうか。自身もインターン、コンサル、そして正規職員として国連を体験して徐々にその霧がなくなって行ったという感覚がある。8年間国連、特に国連開発計画で環境と気候変動分野に従事した。本当に世界中から多種多様な人が集っているなか、いわゆる西洋的な個人プレーや、また日本的な集団行動のような、一種の相反する文化が入り交じっているような組織であったと個人的には感じている。国連のイロハがわからない、という人から、実際の入ってからのキャリアパス、勤務体系、文化、家族との両立など、より踏み入った話まで、忌憚なく共有させてもらえればと思う。

みやぐち・たかあき……立命館大学国際関係学部准教授。ミシガン大学アナーバー校(理学士・自然資源環境)、シカゴ大学(公共政策修士)、京都大学地球環境学舎博士課程修了(地球環境学博士)。2004年より国連大学に勤務。世界銀行でのコンサルタントを経てJPOとして2006年よりUNDPインドネシア事務所で気候変動担当官、その後UNDPの若手幹部養成プログラムのLEADに合格し、UNDPアジア太平洋事務所、及び国連ボランティア計画で環境・気候変動分野を担当。計8年の国連勤務後、2012年より現職。

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