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Gary Rawnsley教授による講演会を実施

2017525日、国際関係研究科は、世界最古の国際関係学部を有するイギリスのAberystwyth大学のGary Rawnsley教授による、「不確実な世界におけるソフトパワー再考」と題した特別講義を実施した。

Ransley教授は、あいまいな定義のもとで多用されがちである「ソフトパワー」概念について、現在のあいまいな定義やその測定法が、非常に多くの問題をはらむことを指摘し、そのうえで、ソフトパワーのパワーの側面に焦点を当て、アウトプットではなく、いかにインパクトを与えたのか、に着目をすることの重要性を主張した。様々な具体的な例を挙げてわかりやすく説明された講演を受けた質疑応答では、参加した約30名の院生・研究者から、日本やイギリスのソフトパワーの内容や、その生み出し方に関する多くの質問やコメントがなされ、活発な議論が行われた。


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