GRGP参加者のVOICE
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氏名
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Z.X
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所属
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博士前期課程 基礎理工学専攻
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留学先の大学名
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University of Liverpool
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留学先の国名・地域名
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イギリス・リヴァプール
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留学期間
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1ヶ月
留学のきっかけ・目的
確率過程を応用した金融・経済モデルの研究を深めるため、指導教員の紹介でリバプール大学のInstitute for Financial and Actuarial Mathematics(金融・保険数理学研究所)に留学しました。日本の二重債務問題を対象に、データ分析や数理的手法を用いて実証的研究を行い、理論と現実経済を結びつける力を養うことを目的としました。短期間ながら国際的な研究環境で多角的な視点を得る貴重な経験となりました。
準備段階で苦労したこと・工夫したこと
留学準備の段階では、英語でのC.V.作成や研究計画書の整備、現地教員とのメールでの研究テーマの調整に苦労しました。特に日本の二重債務問題を海外でどのように位置づけるかを明確化するため、多くの英語論文を読み、指導教員と何度も議論を重ねました。また、生活面では滞在期間が短かったため、資料準備や宿泊先の確保を早期に行いました。これらの準備を通じて、計画性と自立的な研究遂行力の重要性を実感しました。
現地での生活・学び
リバプール大学では、経済・金融を数学的に分析する研究手法を学び、特にデータ分析とモデル構築の実践的な指導が印象に残りました。現地学生や研究者との議論を通じて、多様な視点から日本の二重債務問題を再考する機会を得ました。生活面では、気候や食文化の違いに戸惑うこともありましたが、積極的に学生寮での交流や学内イベントに参加することで順応しました。異文化環境での研究を通じ、柔軟な思考と国際的な研究姿勢を身につけることができました。
留学を通して得たこと・変化したこと
留学を通じて、理論研究を現実の経済問題に応用する重要性を実感しました。日本の二重債務問題を国際的な視点から分析する中で、研究テーマをより実践的かつ政策的に深化させる方向性を得ました。また、英語での議論や発表を重ねたことで、自分の考えを論理的に伝える力が向上しました。異なる学問背景を持つ学生との交流を通じて視野が広がり、将来は国際的な研究者として、数理的手法で社会課題を解決する道を志すようになりました。
これから留学する人へのメッセージ
留学では、初めての環境で多くの困難に直面しましたが、完璧を求めすぎず挑戦を続けることの大切さを実感しました。異なる文化や研究姿勢に触れることで、自分の考えを柔軟に見直す力が身につきました。留学は視野を広げ、自立と成長につながる大きな機会になります。迷っている人こそ、一歩を踏み出してほしいと思います。