1回生から取り組む国際機関でのインターンシップ。学部の授業で得た知識を実際の活動と結び付けながら理解を深め、平和や国際協力について積極的に学んでいきたい。

福島 ななか さん
アメリカン大学・立命館大学国際連携学科 1回生

入学前から国際機関でのインターンシップを継続している1回生の福島さんに、インターンシップで取り組まれている活動や学びについてお話を伺いました。

国際関係学部、JDPを志望した理由を教えてください

福島私がアメリカン大学・立命館大学国際連携学科(JDP)を志望した最大の理由は、4年間の大学生活を「海外2年間・京都2年間」という形で学べる点に魅力を感じたからです。アメリカの国際政治の中心地であるワシントンD.C.と、日本の歴史と文化が息づく京都という、二つの拠点で国際関係学を学べることに大きな期待を抱いていますし、これから始まる4年間にワクワクしています。

幼少期に父の仕事の都合で米国アイダホ州で過ごし、帰国後は高校卒業までインターナショナルスクールに通いました。英語は常に学習の中心にあり、大学でも英語で学位を取得したいと考えていました。

大学選びでは留学制度の充実を重視していましたが、2年間の長期留学を提供している大学は多くありません。英語で学びながら長期留学ができるJDPは、私にとって理想的なプログラムでした。

入学して最初の学期を終えたばかりですが、充実した毎日を過ごしています。JDPは少人数制のため、クラスメートと深い関係を築きやすく、互いに支え合いながら学べる環境です。来年から同じ仲間とアメリカで2年間学べることを楽しみにしています。

1回生から国連の機関でインターンシップをされていると伺いました。どのようなきっかけでインターンを開始されましたか?

福島高校2年生の時に、UNITAR(国連訓練調査研究所)が主催するYouth Ambassador Program(青少年大使プログラム)の一人として、核兵器廃絶や核軍縮に対する知識を深め、各国の外交官と共に現実的な改善策や推進法などについてディスカッションさせていただく機会を数多く経験しました。この青少年大使を務めたことによりUNITARとのご縁が始まりました。

インターンを始めたきっかけは、高校卒業から大学入学までの期間を有効に使いたいと考えたことでした。インターナショナルスクールは6月卒業のため、立命館大学へ入学する翌年4月まで約10か月の期間がありました。この時間を活かすため、Youth Ambassador Programでお世話になったUNITARに連絡し、インターンとして活動を始めることができました。将来は国連などの国際機関で働きたいという思いがあったので、UNITARでのインターンはきっと貴重な経験として将来に役立つと思いました。

インターンシップをしているUNITARはどのような組織ですか?

福島UNITAR(国連訓練調査研究所)は、国連の研修・人材育成を担う機関で、持続可能な開発、平和構築、リーダーシップなどに関する研修を世界各地で実施しています。本部はスイス・ジュネーブにあり、ニューヨーク、広島、ドイツのボンに事務所があります。私が勤務している広島事務所では、広島の復興経験を活かし、紛争地の復興支援や核軍縮、SDGs推進に向けた人材育成を行っています。

インターンシップではどのような活動をされていますか?

福島被爆者の体験談の通訳、平和教育プログラム、プレゼン作りや原稿翻訳など、色々な仕事を担当させてもらっています。

今年はエジプト・イラク・レバノンにおいて、SDGsに貢献する起業を目標とした若者約40名を日本へ招き、東京と広島でワークショップを10日間かけて行う「RISE LAB : 起業・イノベーション・経済レジリエンスを通じて若者の可能性を切り拓く」という人材研修プログラムを担当し、参加者選抜、現地ガイド、企業訪問時の通訳、質疑応答対応、外務省提出資料の作成などを行いました。

福島昨年は「核軍縮・不拡散広島研修プログラム」で、アジア太平洋諸国の外交官15名を迎え、6日間の研修運営に携わりました。このような活動はどれもなかなか経験できるものではないので、とても貴重な時間だと日々感じています。

夏休みなど広島へ帰省した際はUNITARの事務所でお仕事しますが、通常は京都で資料作成や翻訳など、遠隔でお仕事をしています。

1回生からインターンをすることは大変だったと思いますがいかがでしたか?

福島早い段階から長期的に業務に携わっていることで、1回生でも責任ある仕事を任せていただける点は大きな学びになっています。仕事を通じて国際的な職場で多様な方々と信頼関係を築けることも貴重な経験です。

一方で、学業との両立は簡単ではありません。授業や課題、プレゼン準備とインターン業務の時間管理には苦労しますが、UNITARから「学業優先で良い」と言っていただけるため、安心して取り組めています。

インターンの経験を今後の学生生活にどのように活かしていきたいですか?

福島UNITARでのインターンを通して、国際機関の仕事は政策を考えるだけでなく、教育や研修を通じて世界中の人々の能力向上を支えていることを学びました。国際関係学の授業で得た知識を実際の活動と結び付けながら理解を深め、平和や国際協力について積極的に学んでいきたいと思っています。

また、今年の夏に国際関係学部独自の海外研修プログラムである「タイ・バンコク国際機関研修」 に参加できることは非常に嬉しいです。タイにあるUNHCRやUNICEFなどの国際機関を訪問できるので、職員の方々との交流を通して、国際協力の現場をより広い視点で学びたいです。

大学4年間の目標をお聞かせください。

福島国際関係学部は留学生が多く国際色豊かな学部です。さまざまなバックグラウンドを持った学生がたくさんいます。多様な価値観への適応力や多角的な視野を養うことができる貴重な4年間になると思いますので、できるだけ多くの人と交流し、友人作りに励むことは私の大学4年間で一番やりたいことです。その繋がりが将来のキャリアや人生の大きな支えになると信じています。

国際関係学部(JDP)を志望する受験生へメッセージをお願いします。

福島JDP生として1学期目が終わったばかりの段階ですが、入学前に抱いていた不安は全て払拭され、講義も楽しく受講できており、またクラスメート、サークル、寮での友人との時間も充実している毎日です。

国際関係学部には、視野を広げ将来の選択肢を広げられる多様なプログラムがあり、国際的な環境で自分をスキルアップ、スケールアップさせることができる環境です。まだ半年間の学生生活ですが、その魅力を強く実感しています。ぜひ挑戦してほしい学部です。

2026年8月更新

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