- 寺内 一姫教授
- Kazuki Terauchi
- 生命情報学科
- 研究室生体分子ネットワーク研究室
- 専門分野生物化学、時間生物学
- 担当科目代謝工学
- Q1研究の内容を教えてください。
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地球上にすむほとんどすべての生物において、体内の様々な生理的反応に24時間のリズムがみられます。それは、細胞内に体内時計という仕組みがあるからです。私たちは、体内時計をもつ最も単純な生物として知られているシアノバクテリアを使って、体内時計の仕組みを研究しています。現在では、試験管内でタンパク質を用いて体内時計を再現できる実験が可能となっています。この方法を用いて、24時間周期のリズムが生じる仕組みを分子レベルで解き明かすことを目指しています。
- Q2研究に興味を持ったきっかけを教えてください。
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シアノバクテリアという生き物との出会い、また、バクテリアが体内時計をもっていることを初めて知ったときの驚きが、現在の研究の動機につながっています。
- Q3高校生へメッセージをお願いします。
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私が高校生だった頃から比べると、生命科学は大きく進歩し、現在ますます魅力ある学問となっています。皆さんが何らかの機会にその一端に触れ、生命科学の魅力を実感してもらえるとうれしいです。大学で生命科学を学ぶにあたり、高校での化学と物理の学習が、実は、生物よりも重要であるかもしれません。生命科学部で学ぼうと思う高校生のみなさんは、しっかりと物理、化学、そして数学の基礎を身につけておきましょう。
- おすすめの書籍
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貝原 純子 著『アサガオのすいみん時間』