大学院

日本史学専修は、古代史から現代史におよぶ文献史学と考古学の著名な研究者が築いてきた「立命史学」を着実に継承しています。それまでの歴史学が見落としてきた史料を堅実に掘り起こし、民衆の立場からダイナミックな歴史像を復元していく学風は幅広い支持を集め、立命館日本史学は文字通り「在野史学」の旗手たる地位を築いてきました。
本学グローバルCOEの「日本文化デジタルヒューマニティーズ拠点」においても、日本史学専修が大きな役割を果たしてきました。

本専修の大きな特色は、各時代を専門とする研究者が連携して学生の指導にあたる点です。そのうえで、各学生の研究テーマを進化させるために必要な研究方法、および史料の読解などについて、具体的に指導します。このような「立命史学」の学風の影響を受けた研究者・教員・学芸員、あるいは教育委員会などの文化財業務担当者は広く全国におよんでおり、各地で中核的な役割を果たしています。

専修科目

博士前期課程 博士後期課程
前期課程 特別研究Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ・Ⅴ・Ⅵ 後期課程 特別研究Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ・Ⅴ・Ⅵ
前期課程 特別研究(修士論文指導)
日本古文書学Ⅰ・Ⅱ/日本古代史特殊問題Ⅰ・Ⅱ/日本中世史特殊問題Ⅰ・Ⅱ/日本近世史特殊問題Ⅰ・Ⅱ
日本近代史特殊問題Ⅰ・Ⅱ/日本現代史特殊問題Ⅰ・Ⅱ/歴史学の諸問題Ⅰ・Ⅱ

取得可能な資格・免許

  • 中学校教諭専修免許(社会・国語・英語)
  • 高等学校教諭専修免許(地理歴史・公民・国語・英語)
  • 学芸員資格