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RBSセミナー・シンポジウム等

第10回RBSセミナー「アフターコロナと企業経営」

日時
2020年9月12日(土) 13:30~16:30
場所
立命館大阪梅田キャンパス
ゲスト講師

渋澤 健氏

シブサワ・アンド・カンパニー株式会社代表取締役 兼 コモンズ投信株式会社取締役会長

ゲスト講師

木越 純氏

立命館大学ビジネススクール客員教授 兼 バンク・オブ・アメリカ東京支店副会長

コーディネーター
立命館大学ビジネススクール 
橋本 正明教授

レポート

2020年9月12日(土)に第10回RBSセミナーが立命館大阪梅田キャンパスで開催されました。テーマは「アフターコロナと企業経営」です。新型コロナウイルスの出現によって、私たちの生活、そして経済活動に大きな制限と影響を及ぼしています。今回のセミナーにおきましても、ソーシャルディスタンスを確保し、参加者にも検温・手指の消毒などの協力を得るなど、考え得る新型コロナ対策をとった状況で開催に至りました。私たちは、否応なしに従来の社会・経済のあり方から変化が求められています。

セミナーでは、まず、シブサワ・アンド・カンパニー株式会社代表取締役兼コモンズ投信株式会社取締役会長の渋澤健氏に「BC(Before Corona)からAC(After Corona)へ~日本の新しい時代の夜明け~」という演題で講演いただきました。最初に歴史的に繁栄と破壊を繰り返している中、2020年という年が、次世代の繁栄の幕開けになる節目の年という説明をいただき、これからの社会に必要となるポイントを渋沢栄一氏の著書「論語と算盤」に基づきご紹介いただきました。

続いて、立命館大学ビジネススクール客員教授兼バンク・オブ・アメリカ東京支店副会長の木越純氏に「アフターコロナと金融機関~VUCA時代をどう生きる~」という演題で講演いただきました。最初に、コロナの影響により産業地図の変化や世界の時価総額ランキング等のデータの中から、邦銀の現状について説明をいただきました。その後、VUCA(変動・不確実・複雑・曖昧)の時代に、フィンテックやSDGs、さらにはアートの力を活かした金融機関の今後について解説していただきました。

講演に続いて、パネルディスカッションを行い、セミナー参加者から出された質問や意見に対して講演者2名が応えました。様々な立場の参加者から、コロナ禍におけるSDGsの取組みや変革への対応などについて活発な質疑応答が行われました。