RBSセミナー・シンポジウム等
RBSセミナー「歩く旅が地域を育てる―Walk Japan/The Japan Travel Companyに学ぶ、持続可能な観光ビジネスモデル―」を開催しました
- 日時
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- 会場
- 立命館大阪梅田キャンパス(大阪富国生命ビル5階)+オンライン(Zoom)同時配信
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ポール・クリスティ 氏
Walk Japan 役員兼CEO/The Japan Travel Company株式会社 取締役会長/立命館大学大学院経営管理研究科 客員教授
- 講演者
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クリスティ美保子 氏
The Japan Travel Company株式会社 代表取締役
- 司会・
モデレーター - 立命館大学ビジネススクール
大島 知典 准教授
2026年10月18日(日)、立命館大阪梅田キャンパスにて、オンライン同時配信によるRBSセミナーを開催しました。
Walk JapanとThe Japan Travel Company(JTC)の経営実践を通じて、観光事業の成長と地域づくりを両立する仕組みや、それを支える人材マネジメントについて考えました。
はじめに、Walk Japan CEO/本研究科客員教授のポール・クリスティ氏が、「歩く旅と地域づくりをつなぐ―地域の魅力を観光の価値へ―」と題して講演しました。
少人数で歩きながら日本の歴史や文化、地域の暮らしに触れるツアーの特徴と、その体験に付加価値を生み出すツアーリーダーの役割を紹介。
さらに、大分県国東半島を中心とする農業、景観保全、空き家再生、地域雇用などの実践を取り上げ、地域の魅力を守り育てる活動を観光事業と結びつける経営のあり方を語りました。
続いて、JTC代表取締役のクリスティ美保子氏が、「多様性をサービスの力に変える―異なるバックグラウンドを持つ人材のマネジメント―」と題して講演しました。
海外の顧客の期待を理解する視点と、日本の取引先や地域との信頼関係を築く視点が補い合うことで、サービスの質を高めていることを紹介。
また、顧客の人生を豊かにする旅と地域への貢献という共通の目的を持ち、国籍や文化、経験の異なるメンバーが、それぞれの個性や強みを生かして共に会社をつくることの大切さを語りました。
両氏と大島知典准教授による対談では、地方への移住から事業を育ててきた経緯に加え、ツアー前後のコミュニケーションや、顧客へのメールの文面にまで配慮するサービスの工夫を掘り下げました。
さらに、地域での活動への共感がツアーを選ぶ理由にもなっていることが語られ、地域への貢献と事業の強みが結びつく仕組みについて理解を深めました。
質疑応答では、訪日旅行事業を立ち上げる際の顧客の絞り込みや、地域のガイド・観光協会との連携など、実践に即した論点も取り上げられました。
本セミナーは、地域の人々や暮らしを大切にする観光と、それを支える人材・組織のマネジメントを一体として考える機会となりました。RBSでは今後も、実務家との対話を通じて、経営の実践と学びを結びつける機会を提供してまいります。