オーストラリアを代表する観光地であるケアンズやゴールドコーストがあり、日本からも毎年多くの人が訪れるクイーンズランド州の政府観光局より、ポール・サマーズ日本・韓国局長にお越しいただき、ゲスト講義を開催した。講義では、まずクイーンズランド州の概要と観光の現状、州政府観光局の役割について紹介があり、その後、州政府観光局がグローバル及び日本市場に対して、どのようなブランド戦略を持って活動しているのか等について、具体的な事例を提示頂きながら講義頂いた。講義後の質疑応答では、他の州の政府観光局や州内のRTO　(Regional Tourism Organisation)　との連携、州全体をブランディングしていく際の課題、2032年に開催されるブリスベンオリンピックに向けての戦略など、多くの質問が寄せられ、活発な議論が展開された。