理事長あいさつ
孔子学院とは
立命館学園と
中国との関係
中国国家対外漢語教学指導小組
公室あいさつ
北京大学
あいさつ
北京大学の概要
立命館は、立命館大学と立命館アジア太平洋大学の2大学、3附属中学校・高等学校を擁する総合学園として、一世紀を超える伝統を築いてきました。2006年度からは、さらに立命館小学校および立命館守山高校の増設を予定しています。そして小学校から大学・大学院までの一貫教育の中で、国際性・人間性・創造性豊かな人格形成を行い、真の国際人として活躍する基盤を備えた人材の育成を目指しています。そのための多様な教育プログラムや国際交流・留学プログラムを整備し、多くの国際学生を受け入れ、国際的な共同プロジェクトや国際貢献事業などにも取り組んでいます。
さて、中国政府は、中国語の普及や中国言語文化の交流のために、世界各地に大学等と連携して孔子学院の設置を進めていますが、6月末に、その日本での最初の設立を立命館との合作において行う協定を締結しました。中国経済の飛躍的な発展に伴って世界の中国語熱が高まり、中国語学習者は2500万人を超えるといわれています。中国は私たちの隣人であり、親友であります。中国という国を深く理解し、友好を深めるためには、中国語と中国文化の理解が必要となります。私たちは、「立命館孔子学院」の諸事業を通して、一私学ではありますが、中国と日本の架け橋としての役割を果たして参りたいと思います。
この「立命館孔子学院」は、「立命館大学国際平和ミュージアム」が付置されている「アカデメイア立命21」 に2005年10月より設置されました。このミュージアムは、日本の戦争責任を明確にし、その反省の上に立ち、アジア諸国と手をつなぎ合わせることによって平和を構築 しなければならないという、立命館学園の立場を表明しています。私たちは、このミュージアムが中国との学術的交流を深める役割を担うことによって、平和の課題に対してより重層的にアプローチすることが可能になるのではないかと思っております。将来的には、立命館アジア太平洋大学、東京オフィス、大阪オフィス、京都のJR二条駅前キャンパスにおける「立命館孔子学院」のプログラム展開も検討しています。
今後とも中国との関係を重視し、草の根外交を通じて、両国が友好関係を深められるよう努力して参ります。
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