「五つの誓い」
本日学校説明会をオンラインで行い、来年度の入試日程などの詳細をお知らせしました。本校のオンラインイベントは全てお手製なので、舞台裏ではこんな感じでたくさんの教員が動いています。
こういうイベントでの私の役割は、学校の特徴や方向性を紹介をすることです。ただ、基本的な概要はホームページに書いてあるので、そことはあまり重複しないようにしつつ、立命館小学校が大切にしている考え方などを紹介するようにしています。
学校の紹介をする中で、必ず伝えたいと思っているのが「五つの誓い」です。これは、立命館小学校が2006年度に開校するにあたって、開校宣言の一部として発表されたものでした。この「五つの誓い」は、全校集会や立命科の授業(立命版の道徳授業です)などの機会に定期的に確認し、児童も教職員も少しずつ自分の言動に反映させてられるように働きかけるものです。
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わたしたちは、かけがえのない一人ひとりの命を大切にします。
わたしたちは、言葉を大切にし、心をみがいていきます。
わたしたちは、知りたいという気持ちを大切にし、あらゆることから学び続けます。
わたしたちは、たくましく生きていくために必要な根っこをきたえます。
わたしたちは、身につけた力を、進んで他の人に分かち伝えていきます。
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私自身、この文章と出会ったとき、この五つの姿勢は、子どもたちがこれからの未知の世の中を自分の足でしっかり生きていくことを大きく後押しするだろうと思いました。
さて、みなさんはこの五つの誓いのうち、どの一文が一番心に響きますか?私は「言葉を大切にし、心をみがく」という二番目の文が特に気になる、というか、いつもドキッとさせられます。自分の言葉と心が直結しているということ、たくさんの言葉をもつ(知識を増やす)ためにはその受け皿になる大きな心が必要であること、肝に銘じておきたいです。
校長 堀江未来