立命館小学校

最後のごあいさつ

この校長ブログ、私の担当は今回で最後となりました。

私は立命館小学校校長として3年間、その前の立命館小中高代表校長時代の4年間をあわせると合計7年間校長の仕事を続けて参りましたが、今年度いっぱいをもってその任期を終了することとなりました。たくさんの思い出深い出来事、難しい状況、そして大きな喜びに溢れる、学びの多い7年間でした。これまでのみなさまのご厚情に心より感謝申し上げます。

4月以降は立命館大学に戻り、引き続きグローバル教養学部(https://www.ritsumei.ac.jp/gla/)の教授として、国際教育分野を中心に研究・教育に従事していきます。立場はかわりますが、同じ立命館学園の中にいますので、立命館小学校や立命館中学校・高等学校の教育にも可能なところで関わり、子どもたちの成長過程を引き続き見守り、応援したいと思っています。

先日の修了式・離任式で、子どもたちにもお別れの挨拶をしました。お別れ、とはいえ、これから二度と会えなくなるということではなくて、立命館小学校の児童と校長先生という関係が、立命館小学校の児童と立命館大学の先生という関係に変わるということだよ、と伝えました。私自身、目の前にいる子どもたちと離れるのはとても寂しいことですが、また新しい関係の中でどんな成長の姿を見せてくれるのか、楽しみでもあります。

帰り際、一人の児童が「大学生になったら堀江先生の授業を取りに行きます」と言ってくれました。待ってますよ!「大学でもがんばってな」と言ってくれた児童もいました。応援ありがとう!いただいたお手紙やメッセージを読んでいると、全てが報われた気持ちになります。言葉の一つひとつをしっかり受け止め、これからの気持ちの支えにしていきます。

それにしても、こんな気持ちでこの役割を終えることができること、本当に幸せで、ありがたいことです。立命館小学校の子どもたちと保護者のみなさん、そして、いつも子どもたちのことを第一に考え、プロ意識を高くもって教師という仕事に向き合い、喜びと苦労を共にしてくださった教職員のみなさんに、あらためて心から感謝します。そして、これからもどうぞよろしくお願いします。

前校長より引き継ぎ、2021年4月より堀江が担当してきましたこの校長ブログ、今回を含めて合計56本のエントリーとなりました。これまで、本ブログをお読みいただきましたみなさま、本当にありがとうございました。新校長からの発信にもご期待ください。私自身も今後、研究者としてまた別の場所から発信を続けられるよう、準備する予定です。またどこかでお会いできますことを楽しみにしています。
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校長 堀江未来