立命館小学校

コミュニティの時間

立命館小学校では,2024年に新たなコンセプト「世界を変えていく人が育つラーニング・コミュニティ-子どもと大人が共に挑戦をたのしみ,変化・成長し続ける学校-」を掲げ,様々な教育活動を行っています。

その中核となるのが,2025年度から本格始動した「コミュニティの時間」。大人と子どもが対話と協働を通じて共に創り上げる探究的な学びの時間と考え,従来の教科学習だけでは取り組むことが難しい課題に挑戦することを目指しており,教科と教科をつなぐ横断的な学習や,抽象的な概念の獲得を目指した概念型学習,学校行事を中心にしたより主体的な活動などを展開していきたいと考えています。

 そうした各学年のコミュニティの時間では,子どもたちがより主体的に活動します。

 

1年生では,保護者の皆さんに,学校を紹介。これまでに給食調理員さんなど学校で働く方々にもインタビューを行い,それぞれの場所がどんな場所かを調べて,保護者の方をガイドしてくれました。

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2年生では,「いただきます!!ごちそうさま!!」をテーマに,お米や野菜、魚、肉のチームに分かれて活動。魚チームは,賀茂川に入って,ゴリ漁に挑戦しました!

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3年生は,バタフライ・ガーデンを制作。蝶々が帰ってこられる学校にしようと,プランターや花壇をつくって,花を植えました。そこには青虫から育てた蝶々もいれば、花に誘われてやってきた蝶々も。

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4年生は「くらしと水」をテーマに,琵琶湖疎水を見学。水は人が生きていく上でとっても大切なもの。どんな苦心やくふうをして琵琶湖疎水ができたのかを学んできました。

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5年生は「平和」をテーマとして、被爆者の方や平和ミュージアムの方なども交えて、戦争や平和について考えました。今後、どのように伝えていくのかということも自分事として捉えた姿を頼もしく感じました。

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6年生は「共生」をテーマに、北海道でアイヌの文化をはじめ,「人」「地域」「自然」「歴史・文化」に触れ、視野を広げてきました。そうした成長が、他学年との交流の際にも生かされていて,さすが6年生という場面も増えてきました。

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私たちはラーニング・コミュニティの考えを中核に据え,子どもたちが学んだことを表現できる場を提供することで,“世界を変えていく人が育つ”という目標の実現を目指していきたいと考えています。


 校長 小笹大道