Perspective-taking
Perspective-takingは,日本語で視点取得と言われ,他者の視点や感情を理解し、他者の視点から物事を考える意味です。
簡単に言うと,「6」という数字は、反対から見れば「9」になる,つまりその人の立ち位置によって,見え方が違うということです。それを6か9かで意見を対立させるのではなく,その人の立ち位置を理解する。それが人権意識や倫理観を高めることにもつながります。
今年度からスタートさせたピースフルスクールプログラムは,そうした視点取得をしていくことも学びます。そこで今年のプレきたおおじ(新入生の方への説明会)では,新入生の保護者の方にもピースフルスクールプログラムを体験いただきました。
親:「もう外は暗いから公園に行くのはやめなさい」
子:「暗くても大丈夫。公園に行って遊びたい」
こうやって親子げんかが起こることがあります。しかし,その裏側にある気持ちや考えまで至らないことがよくあります。親にすれば「あなたに何かあったら不安なこと」,子どもからしたら「もう少し公園で遊んで,できなかったことができるようになって明日学校で自慢したい」という気持ちがあるかもしれません。
そうした考えや気持ちというお互いの視点を理解していき,どうしたらいいかを考えていきます。
子育ての中で,これが正解はありません。しかし,お互いの気持ちや思いを知りながら,その中での解決策や最適解を探していく。こうした力は,児童にも大人にも必要であり,このマインドは,本校のビジョン「世界を変えていく人が育つラーニング・コミュニティ-子どもと大人が共に挑戦をたのしみ、変化・成長し続ける学校-」につながっていきます。
新しい立命館ファミリーが増え,4月がますます楽しみになります。
校長 小笹大道



