立命館小学校

伝統文化をまなぶ

6年 家庭科「マイぬか床作り」


5月21日(水)に、京都の漬物老舗である打田漬物から、代表取締役社長打田学市さんをお招きして、漬物とぬか床をテーマにした実習をハウス活動室で行いました。

京都の三大漬物である千枚漬け、しば漬け、すぐき漬けについての説明を受けた後、用意していただいた米ぬかを使って「マイぬか床」づくりを体験しました。


「そのままの米ぬか、塩を加えたもの、水を加えたもの」をそれぞれ味見。直接自分の手でこね「味はカロリーメイトみたい」「手触りはなんか泥みたい」と、味と手触りを楽しみつつ作業を進めました。そして打田さんが持ってきた発酵済みのぬか床を混ぜると、一気にぬか床らしいにおいがハウス活動室いっぱいに広がりました。最後には漬物の試食も行い、五感をフルに使った学びとなりました。


「ぬか床は一生ものと言われます。大事に育てて自分で漬物を作ってくださいね」と打田さんからメッセージをいだきました。完成した「マイぬか床」をこれからじっくり育て上げ、 それぞれの味を楽しんでいけるといいですね。ぬか漬けという京都に古くから伝わる食文化に触れる学習のよい機会となりました。