総合心理学部・人間科学研究科の学生が日本心理学会第90回大会に参加
2026年9月4日〜6日にかけて、日本心理学会第90回大会が開催され、総合心理学部・人間科学研究科からも多くの教員・学生が参加・発表しました。本記事では、大会に参加した博士課程学生による参加報告を紹介します。
日本心理学会大会は、口頭発表(質疑応答が多い授業のような形式)や一般研究発表(ポスター発表)において、心理学の様々な分野に関する発表が行われる場です。ヒトについて、社会的な側面や脳などの機能的な側面、臨床的な側面など様々な観点からの新規性の高い研究に触れることができることに加え、自分が過去に読んだ論文の書著者である先生をお見かけする機会があることも、学術大会に参加する楽しみの一つです。第90回となる今年度の大会は、9月4〜6日の3日間で東洋大学白山キャンパスにて開催されました。
今回、総合心理学部・人間科学研究科からは、口頭発表と一般発表を合わせて30名以上の教員と学生がプログラムに名を連ねました。また、発表者以外にも多くの教員・学生が大会に参加し、最新の研究動向に触れるとともに、研究交流の機会として大会を活用しました。
初めての学会発表を通じた成長と手ごたえ
人間科学研究科博士課程前期課程に所属する2名の発表を拝見しました。それぞれ、「家族機能と主観的幸福感の関連――エゴ・レジリエンスの調整効果に注目し――」、「親の養育スタイルと大学生の社会的自己制御能力の関連」というタイトルで、総合心理学部の卒業論文として取り組んだ研究を発表されました。2人とも学会での発表は初めてであり非常に緊張していましたが、いざ発表時間が始まると、事前に用意した追加資料も活用しながら、多くの方と堂々とディスカッションをされていました。終わった後に少しお話を伺ったところ、大学関係者以外にも、公的機関や企業に所属されている方も参加されていることに驚きつつ、自分の研究についてきちんとお話することができた手ごたえを感じているようでした。その様子から、多くの参加者達と意見交換ができたことで、充実した発表時間を過ごされたことが伝わってきました。
聴き手・発表者として学びを深めた3日間
私が日本心理学会大会に参加・発表するのは、今大会で3度目です。今回も、シンポジウムやポスター発表を拝見し、自分の研究テーマ周辺のお話をお聞きするだけでなく、普段はあまり触れることがない分野の研究についても学ぶことができました。また、自分自身のポスター発表に足を運んでくださった先生方との質疑応答を通して、今回発表した研究内容についてより深く検討できると同時に、今後の展望にかかわる新たな視点も得ることができました。聴き手、話し手として大会に参加した経験を通し、今後の研究実施に向けて多くの刺激をいただいた3日間でした。(執筆:中北)
学部・研究科関係者を集めた懇親会
また、9月5日の夜には、第36回立命館心理学ネットワーク交流会を開催しました。大会に参加した総合心理学部・人間科学研究科の関係者、卒業生が一堂に集まり、交流をしました。
BACK