TAKAMATSU Rie
ジェンダーとキャリアの研究をしています。
日本の企業では女性の仕事ぶりが十分に評価されず、女性が働きにくいという話を耳にしたことがあるかもしれません。
私は、雇用制度や働く人々の意識に注目し、男女でどのように働き方が違い、どのような問題があるのかを明らかにする研究しています。
大学では労働経済学のゼミに所属して、雇用や社会保障の勉強をしていました。あとは大学が京都にあったので、鴨川を散歩したり、喫茶店で本を読んだり、ベタな京都生活を送ったように思います。
私はジェンダーとキャリアについて、統計的手法を用いて研究しています。大学では社会学の授業にも出ていて、そのとき計量社会学の先生の授業を受けておもしろいと思ったことがきっかけです。当時は統計ソフトウェアの入っている大学のパソコンが少なく、書籍も今ほど充実していなかったため試行錯誤の連続でしたが、人々の働き方や意識のあり方を統計的に把握することに大きな魅力を感じました。
大学では、自分が知らなかった世界に出会う機会が広がっています。
アルバイトやサークル活動でももちろん色々なことを経験できるでしょう。
けれども、大学で学ぶということは自分の経験を超えて
新たな世界に出会う絶好の機会です。
学ぶことを大切にして、充実した大学生活を送ってください。