QS World University Rankings

Quacquarelli Symonds ランキングについて

イギリスの大学評価機関 Quacquarelli Symonds (QS)が2010年から公表している大学ランキング。三大大学ランキングのひとつといわれており、他のランキングと比べ学術者による評価(自身の研究分野において最も優れた研究を行っていると考えられる大学を評価)や企業等の雇用者による評価(最も優れた卒業生を輩出すると考えられる大学を評価)に重点が置かれていることが特徴です。また海外の研究者からの 評価により高い評価点が与えられるため、上位にランクインするためには国内に留まらず世界的な知名度や研究活動が不可欠です。QSランキングには世界大学ランキングやアジア大学ランキングの他、研究分野別ランキング(QS World University Rankings by Subject)や卒業生の雇用されうる能力(エンプロイアビリティ)を評価したランキング(QS Graduate Employability Rankings)などがあります。

QS世界大学ランキング

(QS World University Rankings®)

2025年6月に発表されたQS世界大学ランキングでは、立命館大学は 総合順位680位にランクインしました。
QS世界大学ランキングにランクインした日本の大学のうち、立命館大学は国内の私立大学で3位となりました。また、評価項目別の順位で見ると、「雇用者評価」が世界187位(国内12位)で最も高く、次いで「サステナビリティ」が世界413位(国内14位)、「学術者評価」が世界493位(国内14位)という結果となり、他の項目と比べ高く評価されています。




QS世界大学ランキング評価項目と評価比重

QSアジア大学ランキング

(QS Asia University Rankings)

2024年11月に発表されたQSアジア大学ランキングでは、立命館大学は144位にランクインしました。
立命館大学は西日本(近畿・中国・四国・九州)の私立大学で1位、日本国内の私立大学で3位と、高い評価を得ています。
QS世界大学ランキングとQSアジア大学ランキングでは評価項目と評価比重が異なり、アジア大学ランキングでは、立命館大学が強みを持つ雇用者による評価の評価比重が高まることや、交換留学派遣学生比率が評価項目に加わることもあり、世界大学ランキングと比べて高い評価を得ています。

QSアジア大学ランキング 評価項目と評価比重

QS研究分野別ランキング

(QS World University Rankings by Subject)

2025年3月に発表されたQS研究分野別の世界ランキングでは、立命館大学は2つの大分野と10の小分野がランクインしました。
このランキングは、5つの大分野と、これらを細分化した55の小分野ごとに世界の1,747校を順位付けしたものです。各研究分野における卓越した研究成果や評価が求められ、1つの分野さえもランクインすることは容易ではありません。本学のランクイン分野数は、私立大学で3番目に多い数です。
また、4分野が世界200位以内に、そのうち「西洋古典学・古代史」においては世界50位以内に入りました。

ランクイン分野数での順位

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評価項目

※項目ごとの評価比重は研究分野により異なります。

立命館がランクインしている大分野

大分野名 国内順位 世界順位
芸術・人文学 8 291
社会科学・経営 13 501-550

立命館がランクインしている小分野

小分野名 国内順位 世界順位
西洋古典学・古代史 3 45
哲学 4 151-200
考古学 6 151-200
政治・国際学 5 151-200
地理学 6 201-250
現代語学 13 251-300
経済学 12 401-450
機械・航空・製造工学 13 451-500
コンピューターサイエンス・情報システム 13 501-550
経営学 11 551-600