ナンシー『無為の共同体』の複層性

日時
5月24日 15:00~18:00
場所
ハイブリット
プロジェクト名
現代における間文化現象学の新展開
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参加無料・事前申込要

 

   日時    

2025年5月24日(土) 15:00~18:00

 

     会場     

対面:立命館大学衣笠キャンパス 平井嘉一郎記念図書館カンファレンスルーム

オンライン:ZOOM 

 ◆オンライン参加の方は下のURLより事前登録をしてください。


 登壇者  

小田麟太郎(日本学術振興会特別研究員PD・立命館大学)

若杉直人(立命館大学大学院文学研究科博士後期課程)

砂川優斗(立命館大学大学院文学研究科博士前期課程)

司会・亀井大輔(立命館大学文学部教授)

 

 趣旨  

1986年に刊行された『無為の共同体』は、ジャン゠リュック・ナンシーを共同体論の思想家として世に知らしめた。以後、ブランショをはじめフランス国内外の哲学者が共同体論を執筆し、共同体をめぐる問いは今なお効力を保持している。しかし、刊行され40年が経とうとしている今、ナンシーの哲学が共同体だけでなく様々なテーマに広がっていることは明らかであり、『無為の共同体』に関しても共同体だけでなく主体や神話、人間といったナンシーの他の主要概念への射程を有しているように思われる。本ワークショップでは、こういった『無為の共同体』の複層性に注目し、その多様な次元を明らかにする。

 

 プログラム  

15:00~15:10 趣旨説明 

15:10~15:40 
  小田麟太郎
「あえて黙ることと過剰な語り――ジャン゠リュック・ナンシーにおける神話の途絶とフィクション――」

15:40~16:10 
  砂川優斗
「限界としての人間――人間をモチーフとした『無為の共同体』読解――」

16:10~16:20 休憩

16:20~16:50 
  若杉直人
「感染する主体――『無為の共同体』におけるナンシーのバタイユ読解から出発して――」

16:50~17:20 登壇者同士での議論

17:20~18:00 フロアに開いての議論



  共催  

・立命館大学・間文化現象学研究センター
・立命館大学・人文科学研究所重点プログラム「現代における間文化現象学の新展開」
・脱構築研究会


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お問い合わせ:人文科学研究所 jinbun@st.ritsumei.ac.jp