グローバル化と公共性研究会批判的社会科学の最前線⑥ 下村晃平『ネオリベラリズム概念の系譜:1834‐2022』(新曜社、2025年)版記念合評会
- 日時
- 7月5日 13:30~17:00
- 場所
- 対面
- プロジェクト名
- グローバル化と地域の多様性(diversity)
参加無料・事前申込要
日時
2025年7月5日(土) 13:30~17:00 (終了予定)
会場
対面:立命館大学 朱雀キャンパス307教室
※事前登録のお願い
自由参加制ですが、会場設営および資料印刷のため、事前登録をお願いします。
QRコードもしくは下記のリンク先より、7月3日(木)までに登録ください。https://forms.office.com/r/MFYs9YAYNm
講演
【報告者】
下村晃平(立命館大学衣笠総合研究機構・専門研究員)
【討論者】
小峯敦(法政大学法学部・教授)
仁平典宏(東京大学大学院教育学研究科・教授)
坂井晃介(神戸大学大学院人間発達環境学研究科・准教授)
【司会およびお問い合わせ先】
加藤雅俊(mkato@fc.ritsumei.ac.jp)
概要
「ネオリベラリズム」という用語は、現代社会を批判的に捉える際の手がかりとして重宝される一方で、その多様な用いられ方故に、分析概念としての有効性が疑問視されることもある。本書『ネオリベラリズム概念の系譜』は、この混沌とした状況に至った歴史過程および社会的文脈を、一次資料に基づき丁寧にたどることを通じて、同概念の特徴および意義と限界を明らかにする。本合評会では、経済思想史、歴史社会学、知識社会学を専門とする研究者からコメントをいただき、本書の意義と学術的貢献を明らかにし、今後の研究の方向性について議論する。本合評会が、本書を深く理解し、ネオリベラリズム研究の発展可能性を考える機会となれば幸いである。
共催
・立命館大学人文科学研究所・重点プログラム「グローバル化と地域の多様性(diversity)」
・科学研究費・基盤研究(B)「「家族主義レジーム」の変容に関する国際比較研究-家族政策の多様化とその因果的背景」(研究代表者:加藤雅俊)
・科学研究費・研究活動スタート支援「」日本におけるネオリベラリズム思想の導入・普及の過程に関する知識社会学的研究」(研究代表者:下村晃平)
・科学研究費・若手研究「ネオリベラリズムと保守主義の交差:モンペルラン協会日本人会員の歴史社会学」(研究代表者:下村晃平)
・科学研究費・基盤研究B「議院内閣制と二院制の接合可能性に関する研究-制度・比較・理論からの分析」(研究代表者:高安健将)
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お問い合わせ:加藤雅俊(mkato@fc.ritsumei.ac.jp)
人文科学研究所 jinbun@st.ritsumei.ac.jp