刑務所等矯正施設からの退所者の現状と課題を考える
- 日時
- 2月3日
- 場所
- 立命館大学 大阪いばらきキャンパス B 棟 B516
- プロジェクト名
- 【若手研究者支援】更生保護活動研究会
開催日時
2020年2月3日(月)10:00〜15:30
主催
立命館大学 人文科学研究所
第一講義
(講師) 西原 実 氏 (大阪保護観察所 保護観察官)
犯罪者が罪を償い、社会の一員として立ち直ろうとするには、本人の強い意志や行政機関の働き掛けのみならず、地域社会の理解と協力が必要とされる。保護観察所は、①保護観察、②生活環境の調整、③更生緊急保護、④恩赦の上申、⑤犯罪予防活動、⑥医療観察などの業務を通じて、保護司などの更生保護ボランティアとともに、更生保護活動の中心を担ってきた。第一講義では、西原保護観察官より、更生保護行政の現状と課題について、ご講義いただく。
第二講義
(講師)北場 好信 氏 (一般社団法人 よりそいネットおおさか事務局相談員)
「一般社団法人よりそいネット おおさか 」は、任意団体として 2009年4月に設立され、「社会的な支援が届かない人々」が罪を犯し、出所後の「社会的受け皿がない」ことで犯罪を繰り返す実態の改善を目指し 、様々な活動に従事してきた。同法人は、2013 年以降、大阪府からの委託を受け、「地域生活定着支援センター」事業も担っている。第二講義では、相談員の北場氏より、「地域生活定着支援センター」の現状と課題について、ご講義いただく。
その他
聴講無料・事前連絡不要・参加自由
問合せ:人文科学研究所事務局
Tel:075-465-8225
E-mail:jinbun@st.ritsumei.ac.jp