【研究インテグリティ】
本学における研究インテグリティについて
近年、外国等からの不当な影響による利益・責務相反や技術流出等への懸念が顕在化してきております。このような状況を踏まえて、内閣府より、文部科学省を通じて、大学における研究インテグリティ確保のための取り組みの徹底について、周知の依頼がありました(2023年6月21日・文部科学省)。本学で研究を行われている教職員の皆さまに置かれましては、あらためて研究インテグリティ確保のために、学内で定めた必要な取り組みを実施いただきますよう、お願いします。
本大学においては、研究等の国際化やオープン化に伴う新たなリスクに対して新たに確保が求められる、研究の健全性・公正性という学術研究の基盤を確保し、国際的な信頼性を伴った研究環境の整備について、政府の対応方針(令和3年4月27日統合イノベーション戦略推進会議決定)や文部科学省等の要請に対応した体制整備を行ってきました。本学の研究インテグリティ確保のためのマネジメント体制については、以下3つの機能より構成されます。あらためて手続きに遺漏なきよう、確認をお願いします。
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研究倫理
研究活動不正行為防止、研究費不正使用防止について
https://www.ritsumei.ac.jp/research/member/study_ethic/se01.html/ -
安全保障輸出管理
https://www.ritsumei.ac.jp/research/member/study_ethic/se11.html/ -
利益相反
海外を含む産学連携等における利益相反について
https://www.ritsumei.ac.jp/research/member/study_ethic/se06.html/
今回の研究インテグリティ確保の再徹底の要請を受けまして、引き続き、全学的に適切なリスクマネジメントを行い、本大学における研究インテグリティの自律的確保に一層努めてまいります。
2023年7月28日
立命館大学 学長 仲谷 善雄
本学における研究インテグリティの体制について
科学技術・イノベーションの創出を推進していくためには、学術コミュニティで共有されているオープンサイエンスの考え方を原則とし、多様なパートナーとの国際共同研究を推進していく必要があります。
同時に、研究活動の国際化、オープン化に伴い、近年顕在化するようになった新たなリスクにより、開放性、透明性といった学術研究の基盤となる価値が損なわれかねない懸念や、研究者が意図せず利益相反・責務相反に陥る危険性が指摘されております。
こうした中、研究の健全性・公正性(以下「研究インテグリティ」)という学術研究の基盤を確保し、国際的な信頼性を伴った研究環境を構築することが、研究力の強化に必要な国際協力および国際交流を進めていくためには不可欠となっています。
立命館大学では、「研究インテグリティ」の確保を、以下のような体制で対応しています。
研究倫理
研究活動不正行為防止、研究費不正使用防止については こちら
安全保障輸出管理
研究内容や成果に係る技術のみなし輸出や海外への提供については こちら
利益相反
海外を含む産学連携等における利益相反についてはこちら
研究インテグリティに関する相談窓口・お問い合わせ先
立命館大学 研究部 研究推進課
電話:077-599-4175
メールアドレス:integrit@st.ritsumei.ac.jp
関連教材(事例集・動画)
本事例集及び動画は、筑波大学の山越先生がJSPS科研費の助成を受けて作製されたものです。
学内に限定した使用を条件に許可を頂いています。