2026.01.28

【開催報告】1月24日(土)立命館土曜講座

「「産む・生まれる」から「育てる・育ち」へ ― 視覚に障がいのある母親と子どもの 日々からみえること」
講師:平田恭子 准教授 (神戸市看護大学 看護学部)

1月のテーマ「障害とSRHR(性と生殖に関する健康と権利)」のもと、神戸市看護大学の平田恭子先生を講師にお迎えし、「『産む・生まれる』から『育てる・育ち』へ―視覚に障がいのある母親と子どもの日々からみえること―」をテーマに講座が行われました。
会場には20名、オンラインでは延べ61名が参加しました。

講座では、先生がこれまでに行ってきた視覚に障がいのある女性へのインタビュー調査をもとに、妊娠・出産の現場で実際に経験された出来事が紹介されました。

「医療現場での支援が配慮として受け止められる一方で、本人のペースや主体性が損なわれてしまう場面があること、また、模型や言葉による丁寧な説明、状況を「実況中継」するような関わり、ゆったりと感じられる安心感が、子どもを「みる」ことにつながることが紹介されました。

当日は、離乳食の場面の映像を交えながら、視覚に障がいのある母親がどのように子どもと向き合い、食事を支えているのかが紹介されました。指先で子どもの口の位置を確かめながら食べさせる様子など、日々の中で重ねられてきたさまざまな試行錯誤が丁寧に紹介されました。

参加者からは
「今回の講座を通して改めて対象者中心のケアとは何か、妊産褥婦さんに携わるものとして大事にしていきたい理念?を考える時間となりました。」
「健常者のペースでなく、障害者のペースでかかわっていくことが大切だと思いました。」
といった声が寄せられました。

1月24日エッセイ

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