2026.01.21

【開催報告】1月17日(土)立命館土曜講座

「優生政策とリプロダクティブ・ジャスティス」
講師:松原洋子 特任教授 (立命館大学 先端総合学術研究科)

1月のテーマ「障害とSRHR(性と生殖に関する健康と権利)」のもと、松原洋子特 任教授による講演が行われました。
会場には26名、オンラインでは延べ65名が参加しました。

講演では、優生思想がどのように社会に広がり、制度として形成されていったのか 、その歴史的背景が丁寧に紹介されました。

「人口政策確立要綱」や「優生保護法」、さらに結婚や出生を促す「優生結婚」の 取り組みについて触れながら、当時の政策が個人の生き方や家族観にどのような影響 をもたらしてきたのかが紹介されました。また、これらの歴史の中で生じた優生問題 についても取り上げられ、その背景や課題についてもわかりやすく解説されました。 加えて、近年議論が深まるSRHR(性と生殖に関する健康と権利)やリプロダクティ ブ・ジャスティスの視点が紹介され、当時の政策を知ることが、いま私たちが向き合 う課題を考えるうえで大切であることが伝えられました。

参加者からは
「歴史の中で我々の価値観や考え方に影響を与えてきたものの正体を見せてもらえた ように思います。」
「優生政策は全体主義やプロパガンダ、またパターナリズムに結びつきやすいからこ そ、現代において、学びと自分で考えることが重要だと感じます。」
といった多くの声が寄せられました。

1月17日エッセイ

写真1
写真2