• [+R な人] 京都市 総合企画局 国際化推進室勤務/納谷由美子さん

  • 2010年4月27日更新

よく遊び、よく学べ。UBCが人生最良の思い出です。

納谷由美子さん(立命館高等学校・立命館大学法学部卒業)
京都市 総合企画局 国際化推進室勤務

「UBCの寮では、さまざまなことを学びました」。こう話すのは、京都市 総合企画局 国際化推進室に勤務する納谷由美子さん。男女共学後の立命館高等学校の2期生だ。

はじめての海外留学が高校時代。カナダ・ビクトリアでの3週間のホームスティだった。英会話に自信があったわけではなかったが、何とかなると考え、気軽な気持ちでプログラムに参加した。しかし、全く聞けないし、話せなかった。通用しなかったという挫折感を感じた。

大学では授業とアルバイトを繰り返す日々。そんな中で「立命館大学・ UBCジョイント・プログラム」を知った。高校時代の記憶がよみがえった。リベンジしたい。英会話スクールには通学していたが、それだけでは足りないと感じ、エクステンションセンターのTOEFL®講座にも通った。その成果もあって、3回生7月からのプログラムに参加できることとなった。

UBCでの経験。それは「人生最良の思い出です。良く遊び、良く学べ。この言葉を体現しました」と語る。授業は宿題が多い。当然、授業、教科書や参考文献もすべて英語。とてもハードな日々だった。寮の部屋に集まって友人たちと議論しながら勉強した。クリスマス休みにはケベック、トロント、オタワ、モントリオールやニューヨークを旅行したりもした。このような生活によって、日常生活で英語に困ることはなくなっていたため、海外で働きたいと思うようになっていた。

就職はカナダで知った日本企業に決めた。海外勤務が必須の企業だった。シンガポールに配属され、現地で転職も経験。計4年間、シンガポールで勤務した。そのうち、日本・京都の歴史・伝統・文化の良さを改めて実感。現在は京都市で、世界86都市55カ国が加盟する「世界歴史都市連盟」の事務局をつとめている。

これからも語学力を生かせる職場を希望する納谷さん。世界を視野に入れつつも、地元・京都のために。春の日の夕暮れの京都市のオフィス。素敵な笑顔で語ってもらった。

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