学生団体才像は、現在「47都道府県キャッチコピーコンテスト」を開催している。
知事リレー講義を通して、各都道府県の魅力に触れ、その魅力を全国に、学生の手で、発信したいと考えたのだ。現時点で寄せられたキャッチコピーは5000作品を超える。
集まった作品は、インターネット上で一般投票されたあと、各都道府県の上位3作品が4名の審査員によって審査される。審査員は、衆議院議員の太田和美氏、クリエイティブディレクターの佐藤達郎氏、内閣官房地域活性化統合事務局主査の渡邊賢一氏、お笑い芸人のはなわ氏によって構成されている。グランプリに輝けば、賞金や各地の名産品などの賞品を手に入れることができ、また、送られた全作品は、各県庁に提出されるという。

このような大々的なキャンペーンを開催する裏側には、才像のメンバーの並々ならぬ努力があった。募集に向けて、大学教授や、企業、他の学生団体、国会議員の方々など様々な人に積極的にかけあったそうだ。

才像は、2009年10月に「学生たちの才能をあらわしたい」という思いのもと結成された。現在、北海道から宮崎まで様々な大学のメンバーが約50名在籍している。
副代表の馬渕さんは「僕たちは、今回のキャンペーンを、ホップ・ステップ・ジャンプの最初の段階だと捉えているんです。この取り組みを成功させて、最終的には各個人で目標に向かってジャンプしていってほしい。夏から秋にかけては、5000名くらいを動員したより大きなプロジェクトを考えています。学生に与えられている時間を、有効活用していきましょう」と語る。

キャンペーンは6月15日（火）まで。1人各県5作品まで応募可能。
まずは、学生団体「才像」のHPへ。

47都道府県キャッチコピーコンテストちらし

• 取材・文
• 橋本さくら（文学部4回生）