• [+Rな人] 特別展「カレル・チャペックの世界」を担当/兼清順子さん

  • 2010年6月14日更新

平和を考えるヒントを提供。見所いっぱいカレル・チャペック展

兼清順子さん(国際平和ミュージアム学芸員)
特別展「カレル・チャペックの世界」を担当

ジェノサイド(集団殺害)の研究をしていた私は、研究以上にもっと社会と広く関わりたいと思い、カナダの大学院で博物館学を学びました。
現在は、国際平和ミュージアムの学芸員として、資料の収集、整理、保存などの仕事や、展覧会の企画などの業務をしています。6月15日(火)からはじまる特別展「カレル・チャペックの世界―文芸を通した平和と人間性の追求―」も担当しています。

第一次世界大戦の中ごろからチェコで活動を始めたチャペック兄弟は、ジャーナリスト、文明批判家、SF作家などたくさんの顔がありました。いつも生きているものや自然への優しいまなざしを持ち続けたチャペック。そして、文明や機械の暴力性を訴えたチャペック。そんなチャペックの世界を展示することで、平和について考える視点やヒントを提供したいと思います。

文学好き、東欧好き、グラフィック好き、さらには犬好きなど、今回の企画は多くの人に楽しんで頂けるものだと思います。立命館で学ぶ人、働く人は無料ですので、是非、特別展にご来館いただき、カレル・チャペックの魅力の虜になって下さい。

特別展「カレル・チャペックの世界」関連図書
国際平和ミュージアム学芸員 兼清順子さん

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