• [+Rな人] APU空手道部2009年度主将/DONG Minh Tuanさん

  • 2010年6月23日更新

空手を通じてできた地域とのつながり

DONG Minh Tuanさん(アジア太平洋マネジメント学部4回生)ベトナム出身
APU空手道部2009年度主将 

子どもの頃はいじめられっこで、強くなりたいと思いベトナムの道場で空手を始めました。APUでは入学時から空手道部に入部し、ベトナムで習っていたものとは違う流派の剛柔流を習っています。やる気と責任感をかってもらい、2008年12月頃から1年間、主将を務めました。

主将時代は、練習以外にも部員のコミュニケーションが円滑にいくよう尽力しました。日本、中国、ベトナム、カメルーン、ノルウェー、ブルネイなど様々な国の学生がいるため、部内の使用言語を日英で徹底したほか、生活面の相談に乗ったり、天空祭(大学祭)や新歓祭へ部として参加したりし、仲間意識を強めました。

そんな中、2009年5月に大分県で開催された空手道大会「第31回大分県剛柔祭」に出場し、有級成年男子組手部門で優勝しました。優勝したことはもちろんですが、大会参加に際して地元の師範の方と組手の練習をしたり、他の道場の生徒と交流したりと、空手を通じて地域の方と触れ合うことができたことが嬉しかったです。そして、主将引退の2009年12月には初段に合格。黒帯を締めることができるようになりました。

APU空手道部は、試合に勝つことを目指すだけでなく、地元の小・中学生や高校生、各道場の師範との交流や大分県剛柔流空手道の発展に貢献することを目的としています。1月には海岸で大分の道場との合同寒稽古を行いました。極寒の海の中、空手の厳しさを痛感しつつも、子どもから年配の方まで幅広い層の空手愛好家の集まり交流を深める貴重な機会を経験しました。

卒業後は、日本の企業で働きながら空手を続けるつもりです。段に拘らず空手道を極めたいですね。そしていつか、ベトナムで道場を開き、APUと地域の皆さんから学んだ剛柔流を広めたいです。

APU 空手道部
DONG Minh Tuanさん
「第31回大分県剛柔祭」有級成年男子組手部門で優勝

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